- 勝ちに限りなく近いIEOを開催して最近人気急上昇中のFTXを解説しています。
- FTXを利用したいがぶっちゃけ手数料って高い?という疑問にお答えします。
- どちらかと言えば安い部類に入るFTXの手数料を更に安くする方法を伝授します。
最近特にIEO等の開催で人気急上昇中のFTXですが、実は海外取引所大手のBINANCEが出資しているってご存じでしたか?
BINANCEは日本市場において日本の金融庁の圧力により、BINANCEでの日本人対応を諦め、代わってこのFTXで日本市場に乗り込みなおして来たのです。
まずはFTXの基本情報から紹介します。
目次
FTXの基本情報
FTXは仮想通貨の金融派生商品(デリバティブ)を多く取り揃えた新しい海外仮想通貨取引所です。
運営会社はAlameda Researchという資金を運用する会社で、Alameda社は日本円にして100億円以上も取り扱うとても大きな会社です。
FTXへ出資しているBinanceが、日本の金融庁の圧力により2020年1月に日本人向けのサービスを段階的に終了すると発表しました。そのBinanceがFTXへ出資したことにより、Binanceの後継としての期待も投資家の皆さんには大いにあるのではないでしょうか。
会社名 | FTX Trading LTD |
本社拠点 | アンティグア・バブーダ(イギリス連邦国※活動は香港) |
レバレッジ | 最大101倍 |
手数料 | メーカー手数料 0.01~0.02%、テイカー手数料 0.04~0.07% |
暗号資産の入出金手数料 | 0%※1 |
追証 | 無し(追証無しのゼロカットシステムを採用) |
日本語対応 | × |
スマホ対応 | ○ |
※1 仮想通貨の入出金にかかるトランザクション手数料は全てFTXが負担してくれます。しかし、ERC20系トークンとイーサリアム(ETH)の入出金は除きます。
- 追証無しのゼロカットシステムを採用
- 商品そのものにレバレッジを掛けた「レバレッジトークン」がトレードできる
- 仮想通貨はもちろん、デリバティブ(金融派生商品)も非常に豊富
- オリジナルのFTTトークンがトレードできる(メリット多)
- 指値・利確・損切りの注文を一度の操作で発注可能
- 多くの取引所のトークンを取り扱っている
- 仮想通貨やUSDをレンディングすることで高い金利が受け取れる
- 豪華なボーナスキャンペーンが開催されている
- 20万円までの取引なら本人確認は不要
- 入出金手数料が無料
- 日本からの銀行送金に非対応
- 日本語の対応が不十分
- メイカー手数料が発生する
FTXの手数料一覧
FTXでは入出金手数料は無料ですが、以下については手数料がかかります。
- 取引手数料
- スプレッド
- 資金調達率
- レバレッジ手数料
- レバレッジトークン手数料
それではそれぞれの手数料について解説します。
FTXの入出金手数料は?
こちらは先に述べましたがいくら入金しようがいくら出金しようがFTXに支払う手数料は一切かかりませんし、トランザクション手数料もFTXが全て負担してくれます。
しかし、2021年5月現在、イーサリアムの高騰によりイーサリアムのガス代もそれに伴い高騰しているため、ERC20系のトークンとイーサリアム(ETH)の入出金はトランザクション手数料がかかります。こちらは後述しますが、FTTをステーキングすることによって一定回数の入出金は無料になります。
FTXの取引手数料は?
ここでいう取引手数料とは、FTXで売り買い等の何かしらの取引(トレード)を行った場合に生じる手数料のことです。
FTXでは、過去の取引量に応じて手数料が割り引かれる仕組みを採用しており、過去30日間の取引量が多ければ多いほど手数料が多く割り引かれます。
FTXで過去の取引量と手数料割引状況
階層(Tier=ティア) | 過去30日間での取引(単位は米ドル) | Maker(メイカー)手数料(単位は%) | Taker(テイカー)手数料(単位は%) |
---|
1 | 0 | 0.020 | 0.070 |
2 | 1~100万未満 | 0.020 | 0.060 |
3 | 100万以上500万未満 | 0.015 | 0.055 |
4 | 500万以上1,000万未満 | 0.015 | 0.050 |
5 | 1,000万以上1,500万未満 | 0.010 | 0.045 |
6 | 1,500万以上3,500万未満 | 0.010 | 0.040 |
FTXは過去の取引量に応じて階層(Tier=ティア)が上がり、最高のティア6になるとMaker手数料は半額に、Taker手数料は約4割引きになります。
しかし、結構な量の取引を行わないと階層は上がりませんので、口座開設して間もない人がいきなりティア2以上に上がるのは非現実的かもしれません。
FTXのスプレッドは?
実際のトレードにはスプレッドもすごく重要な要素で、手数料が安くてもスプレッドが広ければ意味がありません。
FTXのビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のスプレッドを他社と比較してみたのでご覧ください。
| FTX | BitMEX | Bybit |
BTCレバレッジ | 0.10% | 0.10% | 0.10% |
BTC先物 | 0.11% | 0.12~0.16% | 取扱無し |
ETHレバレッジ | 0.10% | 0.13% | 0.10% |
ETH先物 | 0.12~0.20% | 0.13~0.97% | 取扱無し |
結論から申し上げると、FTXのスプレッドはトップクラスに狭いです。
Bybitはスプレッドが狭い取引所で有名ですが、ビットコインやイーサリアムの代表的な仮想通貨はFTXと変わりません。
BitMEXと比較しても全体的にFTXのスプレッドの方が狭くなっています。
レバレッジ取引や先物取引を行うならFTXが最適ということがわかりますね。
FTXの資金調達率(ファンディングレート)とは?
資金調達率(ファンディングレート)とは、取引価格と現物価格との差を埋めるために発生する手数料もしくは利息のことです。
例)これは仮想通貨に限った話ではありませんが、相場は『買い』注文が増えると価格が上がり、『売り』の注文が増えると価格が下がります。現在のように仮想通貨が右肩上がりの相場では『買い』注文が『売り』注文を大幅に上回っているため価格が上がり続けています。そうなってしまうと、市場のバランスが崩れて現物の価格とFXでの価格に大きな差が出てしまい、市場が決して健康的とは言えない状態になっているのです。この需要と供給のバランスを整えるために、買い注文(ロング)が多い時はロングを減らすために、ロングのポジションを持っている人から手数料を徴収し、逆に売り注文(ショート)を増やすためにショートのポジションを持っている人に利息を払うようにしてバランスをとろうとします。
この手数料や利息はユーザー同士で支払い合うシステムのため、取引所が利ザヤを抜いているということはありませんのでご安心ください。
FTXの資金調達率(ファンディングレート)をうまく利用して利息を稼ぐ
一般的に、資金調達率(ファンディングレート)が発生する頻度は一日に1回~3回という取引所がほとんどですが、FTXではなんと1時間に1回発生します。
資金調達率は手数料を支払う場合と利息を受け取れる場合が有り、マイナス表記になっている銘柄は、買い(ロング)のポジションを保有していれば利息を受け取れる銘柄です。
例えば表記が『-0.3%』だった場合、10万円分のロングで1時間毎に300円の利息が受け取れます。仮に1日中このレートだった場合、24時間で7,200円、7.2%もの利息がたった一日で受け取れるのです。
ただし、資金調達率(ファンディングレート)は常に変動しています。実際にずっと利息が発生し続けるという状況は稀ですので、必ずレートをこまめに確認することをオススメします。
FTXのレバレッジ手数料は?
FTXではトレードの際、レバレッジをかけることができます。ただし、海外FXのように決められた範囲で自由にという訳ではなく、以下の7種類の中から選択してレバレッジをかけるシステムとなっています。ちなみに、FTXは追証無しのゼロカットシステムを採用しているため、口座残高がマイナスになることはありませんのでご安心ください。
- ×3
- ×5
- ×10
- ×20
- ×50(手数料0.02%割増)
- ×100(手数料0.03%割増)
- ×101(手数料0.03%割増)
このうち、×50以上のレバレッジを選択すると手数料が割増となります。
即ち、50倍のレバレッジで注文を出した際(Maker)、通常のMaker手数料+上記の割増分0.02%の合計金額が手数料として差し引かれます。
※追証無しのゼロカットシステムとは…海外FXではお馴染みのシステムですが、仮に大きな損失が発生したとしても、入れている証拠金以上の負け額は取引所が負担してくれるので、トレーダーは証拠金以上負けることがありませんし、借金のリスクもゼロです。日本国内では規制でこのシステムは禁止されているため、国内取引所だと最悪の場合、借金を背負うリスクがあります。
FTXのレバレッジトークン手数料は?
FTXのレバレッジトークンは、イーサリアムのブロックチェーン規格のERC-20というブロックチェーン技術を使用しています。この規格は、いろいろなスマートコントラクトと呼ばれるプログラムを設定でき、ブロックチェーン技術の中でも大きな注目を集めた規格でもあります。
スマートコントラクトについては下記リンクを参照ください。
FTXでも人気のトークン自体に既にレバレッジがかかったトークンですが、このトークンを取引する際にも以下の手数料がかかるので注意が必要です。
- 作成・償還の場合…0.1%
- 管理料として一日あたり…0.03%
レバレッジトークンを買いたい場合、まずはそのトークンを作成する必要があります。その際、0.1%の手数料が必要となり、売りたい時にも同じだけの取引手数料が発生します。更に、毎日0.03%の手数料が管理料として差し引かれます。
売買の際に発生するのが「作成・償還」の手数料、ホールドしているだけで毎日発生するのが「管理料」です。特にこの管理料はせっかく価格差益が出たのに管理料で相殺されて結局チャラもしくはマイナスになってしまったという事が往々にしてありますので注意しましょう。
FTXの手数料を他社と比較
では実際問題、他社と比較してFTXの手数料は安いのか、高いのか、はたまたそのどちらでもないのか見てみましょう。
▼大手3社の手数料比較図
| FTX | BINANCE | Bybit |
入金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 | 通貨により無料 | 無料 |
Maker手数料(%) | 0.01~0.02 | 0.02~0.10 | -0.025(貰える) |
Taker手数料(%) | 0.04~0.07 | 0.04~0.10 | 0.075 |
レバレッジ手数料(%) | ×50…0.02 ×100以上…0.03 | 無 | 無 |
レバレッジトークン手数料(%) | 作成・償還…0.1 管理料一日あたり…0.03 | 取扱無 | 取扱無 |
こうして見るとFTXの手数料はBINANCEより安くてBybitより高いというのがわかります。ただ、全体としては可もなく不可もなくといったところで、どちらかと言えば安い部類だと思います。
また、BybitはMaker手数料は支払うのではなく貰えるので、注文を出す取引が主体の人はBybitが良いかもしれません。
これもう見た?Bybitとは?特徴や使い方を解説
FTXの高い手数料を安くする方法
Bybitに手数料の面では敵わないFTXですが、手数料を安くする方法はあるのでしょうか。実は以下の3つの方法で手数料を安くできるのです。解説します。
- FTXでの取引量を増やす
- 取引所トークンであるFTTトークンをステーキングする
- 紹介コードを利用してFTXへ登録する
FTXでの取引量を増やす
先に述べたようにFTXでは、過去30日間の取引量に応じて手数料が安くなるシステムを採用しています。これは米ドル換算で最低100万ドル以上の取引から割引が発生します。
ただ、米ドルで100万ドルというと、日本円で約1億1千万円分の取引に相当しますので、FTXに口座を開設してすぐに割引を適用させるには少し難しいかもしれません。
取引所トークンであるFTTトークンをステーキングする
FTXではFTTと呼ばれるオリジナルの取引所トークンを発行しています。
このトークンはステーキング量によって手数料が割り引かれる他に、最近話題の『勝ちに限りなく近いIEO』の参加条件となっている場合もあり、これを機に是非手に入れてステーキングしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにFTTは2020年12月から2021年5月のたった半年間で1,200%もの値上がりを見せており、今もなお右肩あがりのチャートを見せてくれています。(記事執筆時期2021年5月)
▼FTTステーキング量(USD換算)による手数料割引率
FTT評価額(USD換算) | 手数料割引率 |
100ドル | 3% |
1,000ドル | 5% |
5,000ドル | 10% |
10,000ドル | 15% |
50,000ドル | 20% |
100,000ドル | 25% |
200,000ドル | 30% |
500,000ドル | 35% |
1,000,000ドル | 40% |
2,500,000ドル | 50% |
5,000,000ドル | 60% |
FTTをステーキングするメリット
また、FTTをステーキングするメリットは手数料が安くなる以外にもあります。
- アフィリエイトプログラムに参加している場合、アフィリエイト報酬が割増される
- 上述した手数料が割り引かれるのとは別に、支払った手数料が一部還元される
- ガバナンストークンとして、運営に関する投票等に参加できる投票権が付与される
- FTXが開発したDEX、SerumのガバナンストークンであるSRMが付与される
- ERC20系とイーサリアム(ETH)の入出金手数料が一定回数無料になる
- IEOへの抽選参加券が付与される
特にSRMはFTTと同じように将来的に大きな値上がり期待がある仮想通貨でもありますので、大きなメリットとなりそうですね。
これらのメリットはFTTのステーキング量が多ければ多いほど恩恵が増大します。
▼FTTをステーキングする量に応じた恩恵
ティア | FTTステーキング超 | アフィリエイト報酬増加率 | Maker手数料還元率 | 投票権 | SRMの付与率 | ERC20系・ETHの無料引出回数 | IEO参加券 |
0 | 0 | 25% | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1 | 25 | 28% | 0 | 1 | 2% | 1 | 0 |
2 | 150 | 30% | 0.0005% | 2 | 4% | 3 | 1 |
3 | 1,000 | 32% | 0.0010% | 6 | 6% | 10 | 2 |
4 | 10,000 | 34% | 0.0015% | 10 | 8% | 30 | 3 |
5 | 50,000 | 36% | 0.0020% | 10 | 10% | 100 | 4 |
6 | 250,000 | 38% | 0.0025% | 30 | 12% | 300 | 5 |
7 | 1,000,000 | 40% | 0.0030% | 50 | 14% | 1,000 | 6 |
紹介コードを利用してFTXへ登録する
まだFTXで登録が済んでない方限定にはなりますが、下記リンクから新規口座登録すると手数料が永久的に5%OFFになります。下記リンクから新規登録するだけで、特別な手続きも必要無く、自動で手数料が割り引かれます。
過去の取引量や今値上がり真っ只中のFTTトークンを保有したりするよりかはハードルが低いと思います。
是非今後の勝ちに限りなく近いIEOのためにも、口座登録がまだの方は登録だけでもしておくことをオススメします。
まとめ
ここまで、FTXの手数料と手数料を安くする方法について解説しました。
今一度おさらいしましょう。
手数料がかからない物…入金、出金 ※ERC20系トークンとイーサリアムを除く
手数料がかかる物…取引手数料、レバレッジをかけた際のレバレッジ手数料、レバレッジトークンを保有する際の作成・償還手数料とレバレッジトークンを保有している際に毎日かかる管理料、資金調達率(ファンディングレート)
以上がFTXでの手数料です。
元々、他の大手取引所と比べてもどちらかと言えば手数料が安い部類に入るFTXですが、この取引手数料を更に安くすることができます。
- 過去30日間の取引量が規定の量を超えると安くなる
- FTXのオリジナル取引所トークンFTTを一定数ステーキングすると安くなる
- 紹介リンクから新規口座開設を行うと永久に手数料が割り引かれる
上記3つの方法でFTXでの手数料を安くすることができます。
貴方が今使っている取引所も長所はたくさんあると同時に短所もまたたくさんあると思います。いろいろな取引所を使い分けて、それぞれの取引所の長所だけ美味しく頂くというのも大きな利益への第一歩かもしれませんね。
この記事を読んでくれた皆さんに爆益があることを祈りつつ筆を置きます。
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