FTXJPのクオンツゾーンとは?やり方とメリット・デメリットを解説

FTXのQuantZone(クアントゾーン)で仮想通貨(BTC)を積立投資!やり方とメリット・デメリットをわかりやすく解説
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ビットコイン等の仮想通貨は積立投資がおススメです。その理由の一つにボラティリティ(価格変動幅)が大きいからというものがあります。買った途端に価格が大きくさがってしまった…等の悪夢を希望に変える魔法のような投資手法、それが積立投資です。

ビットコインの積立投資については詳しくは下記記事をご参考ください。

関連記事:ビットコイン積立ができる仮想通貨取引所9社の手数料比較とおすすめ取引所を紹介!

ビットコイン(BTC)を積立投資する場合、国内の取引所が提供する積立サービスを利用するのも一つの手です。

ですが少し待ってください。その手数料、本当に適正ですか?

特に国内の販売所ではスプレッドという実質的な手数料が設定されており、取引手数料は無料と謳っていても、一回購入するだけで3%から6%程度の実質的な手数料がスプレッドとして引かれているという事実をあなたはご存じですか?

実は国内の取引所で積立サービスを利用すると、板を使った取引で注文をするのではなく、販売所から購入という形となるために設定されているスプレッドを支払う必要があるのです。

せっかくコツコツと利益を狙っているのに最初から3%から6%も負けているのは非常にもったいないと思いませんか?これが毎月積み重なり、一年、二年と年月を重ねると計算するのも怖くなるぐらいの大きな損失になってしまいます。

そこでおススメなのがFTXという取引所が提供するサービスの一つ、『QuantZone(クオンツゾーン)』です。

この『QuantZone(クオンツゾーン)』を使えば、専門的な知識やスキル不要で簡単に自動積立botを作成することができ、この自動積立botが板に並べられた注文の中から仮想通貨を購入してくれるのでスプレッドは皆無かつ手数料を誤差程度に抑えることができ、同じ積立投資なのに非常に有利に積立投資を実行できるのです。

この記事では、そんなFTXという取引所と『QuantZone(クオンツゾーン)』の自動積立botを使う方法を解説していきます。

※当記事は2021年8月に公開した記事です。2022年7月現在、FTXは日本人利用ができなくなり、新しく日本で誕生したFTXJPを利用することができます。また、当記事はFTXでのクオンツゾーンのやり方なので、FTXJPと少し仕様が異なる点もありますが、ほとんどやり方は同じなので安心してください。

▼動画で『QuantZone(クオンツゾーン)』の使い方を観る

目次

仮想通貨取引所FTX JPとは?

FTXロゴ

今人気急上昇中の海外仮想通貨取引所大手のFTXとはいったいどんな取引所なのでしょうか。解説します。

まず、FTXの取り扱うデリバティブの種類は世界一の豊富さを誇り、仮想通貨の現物はもちろん、仮想通貨の期限付きや無期限の先物から株式の現物、先物やレバレッジトークンまで、あらゆるデリバティブがそろいます。

また、FTXは常にトレーダーのために存在し続ける取引所で、CEOのアフロ氏ことSam Bankman-Fried(サム・バンクマンフリード)氏は元天才トレーダーで常にトレーダー目線での経営を怠らず、非常に使いやすいインターフェースから無駄のないシステムでユーザーを魅了し続けています。

そのほかのメリットを簡潔にまとめましたのでご覧ください。

  • 追証無しのゼロカットシステムを採用
  • 商品そのものにレバレッジを掛けた「レバレッジトークン」がトレードできる
  • 仮想通貨はもちろん、デリバティブ(金融派生商品)も非常に豊富
  • オリジナルのFTTトークンがトレードできる(メリット多)
  • 指値・利確・損切りの注文を一度の操作で発注可能
  • 多くの取引所のトークンを取り扱っている
  • 仮想通貨やUSDをレンディングすることで高い金利が受け取れる
  • ファンディングレート(資金調達率)を利用してほぼノーリスクで稼げる
  • 勝ちに限りなく近いIEO(仮想通貨の先行販売)を開催している
  • 豪華なボーナスキャンペーンが開催されている
  • 20万円までの取引なら本人確認は不要
  • 入出金手数料が無料

このように魅力的なFTXですがスペースの都合上、もっと詳細な魅力の紹介は過去記事に譲りますのでぜひ下記記事をご覧ください。

関連記事:仮想通貨取引所”FTX”とは?評判・安全性・手数料など完全解説!8つの長所と3つの短所

関連記事:FTXのIEO参加方法を図解付きで分かりやすく解説!過去のIEO銘柄は爆上がり!?

関連記事:FTXのファンディングレート(資金調達率)で利子を稼ぐ手法公開!「両建て」

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FTXJPで『QuantZone』(クアントゾーン)を使って取引し、BTCを積立るべき理由

FTXでBTC積立

なぜFTXで『QuantZone』(クアントゾーン)を使って取引し、BTCを積み立てるべきなのか、解説します。

通常、積立サービスを国内の取引所で利用した場合、予め決まったプランで積立投資を行います。

もちろん、それが決して悪いことではないのですが、積立期間や積立を行うタイミング等は自分で自由にカスタムできるFTXの『QuantZone』の方がより良いBTCの積立投資ができると筆者は信じています。

そして次が最も大事な理由です。手数料です。

国内の取引所で積立サービスを利用しても、それ自体には手数料がかからないのが一般的ですが、取引手数料無料の取引所でも実質的な手数料となるスプレッドはかかります。それもかなり…

取引手数料無料なのに実質的な手数料がかかるの?と思った方もいるでしょう。

スプレッドとはマーケットにおける買値と売値の差額のことで、ここにスプレッドと称して取引所の利益を乗せることによって運営が成り立っているので、スプレッド自体は必ず必要な物です。問題なのが『取引手数料は無料でも実は実質的な手数料がかかっていることに気づいていない or 気づいているが仕方無いものだと思っている』ことが問題なのです。

国内の取引所で積立サービスを利用して2020年4月から毎月1万円ずつ1年間BTCを積み立てた場合、支払っている実質的な手数料であるスプレッドはなんと3万円を超えることがあります。月1万円で1年間で数万円から数十万円の利益を狙っているのにすでに手数料で3万円以上損しているのです。

それに対してFTXで『QuantZone』を使って自分でBTCの積立サービスを構築した場合、実質的な手数料は数十円で済みます

これは国内取引所でBTCの積立サービスを利用した場合は、仮想通貨の販売所を使って仮想通貨を購入するので比較的大きいスプレッドがかかるのに対し、FTXで『QuantZone』を使って自分でBTCの積立サービスを構築した場合は板の中から最安値でBTCを自動で購入して積立してくれるからです。

そのためBTCを積み立てる時点ですでに大きな差が付いてしまうため、きちんと皆さんに利益を出してほしいので私はFTXで『QuantZone』を使って戦略的なBTCの積立投資をしてほしいと願います。

サブアカウントを利用して個別管理するのが賢者の方法

サブアカウント

では実際にFTXで『QuantZone』を使用する場合、どうやれば良いのでしょうか。

まずはFTXでアカウント(口座)を開設します。ここから先はパソコン環境が推奨です。

FTXでアカウント開設するにはメールアドレスを入力してパスワードを設定するだけで簡単にできます。本人確認も20万円以内の取引なら全く必要ありません。入金も難しい手順は無く簡単にできます。

下記にて詳しく解説していますのでご参考ください。

関連記事:仮想通貨取引所”FTX”とは?評判・安全性・手数料など完全解説!8つの長所と3つの短所

関連記事:FTXへの入金方法を画像付きでわかりやすく解説!クレジットカード入金方法も紹介

 

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FTXJPでサブアカウントを開設する

FTXでアカウント(口座)を開設しましたら次にサブアカウントを作ります。

メインアカウントで十分じゃないか!と思った方もいるかもしれません。しかし『QuantZone』をもしメインアカウントで使ってしまうと利益等の表示が通常のトレードも全て含めたものになり、少しわかりにくいのです。

サブアカウントで『QuantZone』を使用すれば、使用したサブアカウントだけの収支がわかるので、確定申告時とかその他にも何かと便利なのです。なのでサブアカウント作成を推奨します。

サブアカウントの作成にはメールアドレス等の入力は必要ありません。イメージ的には自分の銀行口座の中に同系列の銀行の複数の支店の口座を持つような感覚でしょうか。

作成方法は非常に簡単ですので下記を参考にサブアカウントを開設してください。

関連記事:FTXの複数口座(サブアカウント)の作り方を図解で解説!メリット、デメリットも紹介

FTXJPの『QuantZone(クオンツゾーン)』の設定方法

自動で積立FTXでアカウント(口座)を開設し、サブアカウントを開設して資金を移動したらここからが本番です。

今回は毎日330円分のビットコインを購入して一か月で約1万円ずつ積立投資を行えるように設定します。

自動積立botといっても専門的な知識やスキルはほとんど必要なく簡単に作ることができるのがFTXの『QuantZone』の良いところです。

トリガーとアクション

まずは、基本的なことを解説します。

『QuantZone』は「いつ、どういった状況になったら」というトリガーを設定し、その状況になったら「購入するのか売却するのか」、注文方法は成行注文なのか指値注文なのかというアクションを設定します。

 

例)トリガー…毎日夜9時になったら

 アクション…成行注文で●USDか0.0002BTCかどちらか大きい方を購入

という風に設定できます。表示されている時間は世界標準時間(UTC)なので、日本時間は世界標準時間から9時間足した時間が日本時間です。(UTC+9)

世界標準時間が夜中の12時になって日付が変わった時、すでに日本は朝の9時になっているのです。さすがは日出ずる国JAPANですね。

『QuantZone』の設定方法

では画像と共に『QuantZone』を設定する方法を解説します。

FTXにログイン後、画面左上の■をクリックしメニューの中から『QuantZone』をクリックします

▼『QuantZone』をクリックします

『QuantZone』をクリック

CREATE NEW RULEをクリック

CREATE NEW RULEとは、新しいルールを作成することです。まずその注文を出すための条件(トリガー=引き金)と実際の行動(アクション)を設定し、一つのルールとなります。ルールを複数(一つでも可)組み合わせて一つの自動BOTとなります。

▼「I understand」をクリックして新しいルールを作る画面に移り、「CREATE NEW RULE」をクリックします

※「CREATE NEW RULE」の下の欄は、過去に作ったルールが羅列されますが、何も作っていなければ空欄のままです。設定したルールやアクションの変更もここから行います。

ルールの名前とトリガーの設定

新しくルールを作成する画面になりますので、まずは名前を決めましょう(①)

こちらは日本語でも英語でも何でもOKです。公開はされないので、自分でわかりやすい名前にしましょう。

次にトリガーの設定ですが、デフォルトでは

price(“BTC-PERP) > 9000

となっており、意味はBTCの価格が9000USDより大きければ…という意味で、実際にBTCの価格が9000USDより高くなるとこの後に設定するアクション(行動)を起こします。

Trigger(トリガー=引き金)とは、注文を出すための条件のことで、トリガーとアクションを合わせて一つのルールとなります。

ルールは一度発動すると、15秒ごとに1回、自動で繰り返し発動します。その際、トリガーの結果がtrue(合格)ならこの後設定したアクション(行動)を実行します。トリガーの結果がfalse(不合格)になるとアクション(行動)は起こさずに終了します。

ここではBTCの価格が9000を下回ったらトリガーの条件を満たさないためfalse(不合格)となり、アクションは起こしません。

▼①にルールの名前、②にトリガーの条件を入力します

ルールの名前とトリガーを設定

※デフォルトでは簡単な式ですが、「and」や「or」等、より複雑なトリガーも当然設定可能です。

アクション(行動)の設定

Actions(アクション=行動)とは、 トリガー(引き金)の結果がtrue(合格)だった場合にどんな行動をするかという意味で、様々な内容を入力できます。

画面を少し下にスクロールすると、アクションを設定する項目(③)と、ここまでルールの名前やトリガー、アクションを設定した内容を保存だけしてまだ実行しない(④)か、保存してすぐにルールを実行する(⑤)かを選びます。

▼③にアクション(行動)内容を入力し、④(保存してまだ実行しない)か、⑤(保存してすぐにルールを実行する)をクリックします

アクションの設定

左下にある小さな文字の「ADD ACTION」とは、 アクション(行動)を追加するボタンで、追加する個数に上限は無く、何個でも追加可能です。

「SAVE DRAFT」とは、作成したルールを保存だけ行います。保存だけなので実行されませんのでご注意ください。

「SAVE AND RUN」とは、作成したルールを保存して実行します。これをクリックしないと作成したルールは実行されませんのでご注意ください。(これをクリックすると15秒後から早速実行されます)

アクションの意味

アクション(行動)は、注文内容・ルールの一時停止・変数の設定ができます。

アクション内容

  • OPEN Position…ポジションを保有するための注文です。指値注文(Maker)です。
  • Close Position…ポジションを仕舞う注文です。指値注文(Maker)です。
  • Place Custom Order…更に複雑な注文を出すことが可能です。指値注文(Maker)だけでなく、成行注文(Taker)も出せます。恐らく、一番使用頻度の高いアクションとなるでしょう。
  • Cancel Custom Order…ルールを策定し、すでに出していてまだ約定していない注文をキャンセルできます。
  • Pause Rule…ルールと時刻を設定して、一時的に停止できます。
  • Unpause Rule…ルールと時刻を設定して、一時的に停止しているのを解除します。
  • Set Variable…変数の設定が可能です。変数は get_variable(“変数の名前”) で召喚できます。

「Place Custom Order」の設定

恐らく、アクション(行動)の中でも一番使用頻度が高いであろう「Place Custom Order」の設定について解説します。

「Place Custom Order」の設定

詳細な設定

①で注文方法、②で「買い」か「売り」、③で銘柄を設定し、④で詳細な設定をします。

④の意味は、

  • Reduce Only…注文する数量をポジションの量に合わせてくれるオプションです。これにチェックを入れていない場合、ポジション量より注文する数量が多いと売り買いの残高が逆転します。
  • Post Only…成行注文(Taker)を行わないようになるオプションです。
  • IOC…出した注文が一定時間約定されない場合、その注文をキャンセルしてくれるオプションです。
  • Keep the existing order…既にポジションを保有している場合、そのままにしておくオプションです。
  • Cancel and place a new order…既にポジションを保有している場合、前の注文はキャンセルするオプションです。
  • Cancel order if rule is no lomger triggered…注文を出した後にトリガーがfalse(不合格)になったとき、注文をキャンセルしてくれるオプションです。

作成した『QuantZone(クオンツゾーン)』のルール等確認方法

既に作成している『QuantZone』のルール等の確認方法を解説します。

『QuantZone』をクリック後、表示されている一覧をクリック

『QuantZone』のルール作成時と同じようにTOP画面の『QuantZone』をクリックします。

▼TOP画面の『QuantZone』をクリック

『QuantZone』をクリック

そうすると、新規ルールを作成するボタンとその下に過去に作成したルールが一覧で表示されますので、そちらをクリックしてください。

▼下側のルール名をクリック

ルール名をクリック

するとルール名の上側にボタンが4つ出現しますので操作したいボタンをクリックします。

確認・編集するには①の「EDIT RULE」を、作ったルールをコピーするには②の「COPY RULE」を、作ったルールを消去するには③の「DELETE RULE」を、ルールのヒストリーを確認するには④「VIEW RULE HISTORY」をクリックします。

▼作ったルールを確認するには①をクリックします。

EDIT RULEをクリック

トリガーやアクションを入力する画面に移りますので、そこでトリガーやアクションを確認してください。そのまま編集も可能です。

作成した『QuantZone』の変更等の編集方法

システムの確認

作成した『QuantZone』のルール変更等の編集も先に述べた通り、確認する場合と同じです。

毎日BTCを自動で買って一カ月で約1万円ずつ積み立てていく場合の設定

では毎月1万円程度を自動で積立したい場合、どういった設定をすれば良いのでしょうか。実践しながら操作方法を覚えていきましょう。

 

【今回の設定条件】

毎日日本時間夜9時に一回だけBTCを3USD分(日本円で約330円)購入する

という条件で『QuantZone』を設定していきます。

ルール名をつける

まずは「CREATE NEW RULE」をクリックするところまで進みます(上記解説参照)。

それからルール名を入力します。わかりやすく日本語で入力しましょう。今回は毎月約1万円BTC積立と記載しました。

▼ルール名を記載

名前を日本語で入力

トリガーを入力する

続いて、トリガーを以下のように入力します。(コピペ可)

hour == 12 and minute == 0

houは時間という意味で、12時とminuteが0分、つまり12時00分(FTX内では全て世界標準時間=UTCです。日本時間はここから9時間足しますのでUTC12時=日本時間夜9時)に発動するという意味になります。

日本時間夜9時は、BTC相場が落ち着いていて一日のうちで一番安い値段がつきやすい時間と言われています。なので夜9時にしましたが、もちろん違う時間、分でも可能です。その場合は数字の部分を書き換えてください。

ここで気を付けたいのが、「hour」(時間)を入力せずに「minute」(分)しか入力しなかった場合、1時間ごとに発動してしまうので1日1回だけの購入なら必ず「hour」(時間)を入力してください。

▼トリガーを入力

トリガーを入力

続いてアクション(取引内容)を設定

トリガーの入力が終わりましたら次はアクション(取引内容)の設定です。

今回はBTCをUSDで3ドル分成行買いするため、以下のようになります。

  1. Type:Place Custom Order (カスタムオーダー)
  2. OrderType:Market Order (成行で)
  3. Side:Buy (購入する)
  4. Market:BTC/USD (BTCを米ドルで)
  5. Order Size:3/price(“BTC/USD”)  (3ドル分)

購入する量を変更したい場合は⑤を任意の数字に変更してください。10と入力すると10ドル分という意味になります。(写真は3ドル分なので「3/price」と入力しています)

▼アクションを入力

アクションを入力

最小取引単位について

毎月約1万円のBTC積立をする場合、毎日3ドル購入すると1か月で約1万円積立できますね。

しかしFTXでは最小取引単位が0.0001BTCとなっています。

2021年8月現在のビットコイン価格が約47000ドルなので、0.0001BTCは約4.7ドルとなり3ドルでは最小取引単位以下となるのでトリガーが発動しません(購入できません)。

なので、その場合このように記述しましょう。

max(3/index_price(“BTC-PERP”),0.0001)

これは3ドルか0.0001BTCのどちちか高い方を購入するという意味です。

『QuantZone』はデフォルトで15秒ごとに1回発動するため、それを防ぐ設定

『QuantZone』はデフォルト設定で15秒ごとに4回、つまり1分に4回発動するという設定がありますので、これを防ぐために新たなアクションを設定します。

左下の「ADD ACTION」をクリックし、新たなアクションを追加します。

  1. Type:Pause Rule (注文を停止する)
  2. Rule:Current Rule (現在のルール)
  3. Minutes:5 Minutes (5分間)

これで一度アクションが発動したら5分間停止する、という意味になりますので、12時00分から5分すぎるともうその日の内に12時00分は来ないので、翌日にまた再発動します。

別に5分である必要はありませんが、デフォルトで5分という数字が入力されているので、そのまま5分を使用しました。

▼追加でアクションを入力

追加でアクションを入力

最後に保存を忘れないように

以上で入力は完了です。最後に「SAVE AND RUN」(保存して即発動)か「SAVE DRAFT」(保存だけして発動はしない)を押して設定を保存しておきましょう。

「Success」(成功)とポップアップが下に出れば成功です。

▼「Success」と出れば成功

最後に保存する

こちらの設定は、ルールをコピペするボタンがあるので、追加でコピペして購入する通貨だけETH等の他の通貨に変更して積立する仮想通貨を増やしたり、一日の購入金額を変更することも簡単にできます。

どうでしたか?思ったほど難しくなかったと思いますが、慣れるまではいろいろ戸惑うかもしれません。しかし、一旦慣れてしまえばいろいろな複雑なルールを作成できるので是非チャレンジしてみてください。

まとめ

この記事では、FTXの『QuantZone』の設定方法について解説しました。プログラミングの知識があまり無くとも自動売買BOTを作成できるので、ぜひ有効に活用してみてください。ただし、詳しいプログラミングの知識は必要なくても最低限の知識は必要かもしれませんが、関数とか元々用意されているのも豊富にあるので、怖がらずにチャレンジしてみると意外と簡単に自動売買が作成できます。

この記事を読んでくれた皆さんに爆益があることを祈りつつ筆を置きます。

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