メタマスク以外のおすすめ仮想通貨ウォレット|初心者が安心できる海外・国内で人気の35選

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仮想通貨やNFTなどを安全に保有する際には仮想通貨ウォレットが必要です。一般的な仮想通貨ウォレットはメタマスク(MetaMask)が有名ですが、メタマスク以外にも仮想通貨ウォレットが存在します。

本記事ではメタマスク以外のおすすめ仮想通貨ウォレットをご紹介し、初心者でも取り扱いがしやすく安全性が高いウォレットなどをまとめました。

目次

メタマスク以外のおすすめ仮想通貨ウォレット19選

最初にご紹介するのはメタマスク以外の仮想通貨ウォレットです。それぞれの情報や解説を行っているので、比較しながらご覧ください。

Rabby Wallet(ラビーウォレット):ホットウォレット

01_Rabby-Wallet
ウォレット名Rabby Wallet(ラビーウォレット)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語非対応
公式サイトhttps://rabby.io/

Rabby Wallet(ラビーウォレット)は、シンガポールのDeBankが開発したウォレットです。イーサリアムチェーンを始め、100近いブロックチェーンに対応しているほか、複数のブロックチェーンを活用する「マルチチェーン」にも対応しており、分散型アプリケーション(DApps)を自由に活用できます。

セキュリティ対策は万全で、誤って送金することがないようにプレビューができるほか、いつもと違う操作をした際に警告を発信する機能が搭載されています。

Phantom Wallet(ファントムウォレット):ホットウォレット

02_Phantom-Wallet
ウォレット名Phantom Wallet(ファントムウォレット)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・ソラナ・ポリゴンPoS(Polygon PoS)
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語非対応
公式サイトhttps://phantom.app/

Phantom Wallet(ファントムウォレット)は、PCブラウザやスマートフォン端末で管理できるアプリです。以前はソラナと呼ばれるブロックチェーンのみ利用できましたが、最近になり、イーサリアムやビットコインなども追加され、利便性が上がっています。

DAppsを始め、ブロックチェーンゲームにも用いやすく、事前に設定を行うことで入金・出金の管理がしやすいほか、ソラナのブロックチェーンを使ったNFTの送受信にも活用できます。スマホデバイスをインストールしアカウントを作成すれば、簡単に始められるのも特徴です。

Exodus(エクソダス):ホットウォレット

03_Exodus
ウォレット名Exodus(エクソダス)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語非対応
公式サイトhttps://www.exodus.com/

Exodus(エクソダス)は秘密鍵などを守るため、ハイレベルな暗号化技術が採用されたウォレットです。パスワードを忘れた場合、12個の単語で構成されたリカバリーフレーズが表示され、順番通りに入力しないと入れない仕組みになっています。

過去にハッキングされておらず、被害も起きていないほか、Trezorとの連携ができるため、オフラインで仮想通貨の取り扱いができるのが魅力です。初心者ユーザーが便利に使いやすい機能も搭載されています。

ZenGo(ゼンゴ):ホットウォレット

04_ZenGo
ウォレット名ZenGo(ゼンゴ)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・テザー (USDT)、USD コイン (USDC)など
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語非対応
公式サイトhttps://zengo.com/

ZenGo(ゼンゴ)は顔認証を活用するなど、ハッキングのリスクを軽減させているウォレットです。外部からの不正接続にも対応する中、万が一スマホを紛失しても顔認証を行うため、非常に安心です。

また、DeFiなどのサービスにもアクセスしやすく、利便性の高さがうかがえるほか、多くの暗号通貨・NFTにも対応しており、一元管理をしたい方にもおすすめです。

Unisat Wallet(ユニサットウォレット):ホットウォレット

05_Unisat-Wallet
ウォレット名Unisat Wallet(ユニサットウォレット)
対応通貨ビットコイン(BTC)など
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ非対応
日本語非対応
公式サイトhttps://unisat.io/

Unisat Wallet(ユニサットウォレット)はパソコンのみで利用できるビットコイン専用のウォレットです。Chromeの拡張機能をインストールしてアカウントを作り、ウォレット復元テストなどを行っていきます。

スマホで利用できるウォレットが多い中でパソコンに絞っているのが特徴です。ドルや円などの法定通貨で仮想通貨を購入することもできないなど、他とは一線を画している分、ポイントシステムにより、NFTマーケットプレイスの手数料が割引になるなどのサービスがあります。

MyEtherWallet(マイイーサウォレット):ホットウォレット

06_MyEtherWallet
ウォレット名MyEtherWallet(マイイーサウォレット)
対応通貨イーサリアム(ETH)など
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://www.myetherwallet.com/

MyEtherWallet(マイイーサウォレット)は、スマホで無料インストールをすれば、ネットワークがあるオンラインの環境ならばどこでも利用できるウォレットです。イーサリアム系の仮想通貨はすべて対応しているのが特色の1つです。

またハードウェアウォレットとの連携ができるため、通信環境がないところでも利用できます。海外のウォレットでは日本語への対応を行っていないケースが目立つ中、MyEtherWalletは日本語への対応も行っています。

Trust Wallet(トラストウォレット):ホットウォレット

07_Trust-Wallet
ウォレット名Trust Wallet(トラストウォレット)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・トロン・ライトコインなど
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://trustwallet.com/ja/

Trust Wallet(トラストウォレット)は、2,500万人以上の人が利用するウォレットです。スワップなどの機能がついており、対応するブロックチェーンは100以上で、マルチウォレットにも対応しています。

匿名性が高く、メールアドレスさえ登録しておけば、どんな人物でも利用できるため、個人情報を晒す必要がなく、安心して利用できます。

Immutable(イミュータブル):ホットウォレット

08_Immutable
ウォレット名Immutable(イミュータブル)
対応通貨イーサリアム(ETH)など
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語非対応
公式サイトhttps://www.immutable.com/learn-more/jp

Immutable(イミュータブル)は、NFTの流通をメインにしたウォレットです。イーサリアムのブロックチェーンならではのセキュリティの高さ、コストの低さがあり、ガス代を使わずに取引が行えるのが魅力的です。

Immutableを活用した開発はとてもしやすく、処理スピードがとても速いため、よりスムーズな決済がしやすいのも特徴的です。

Blocto Wallet(ブロクト ウォレット):ホットウォレット

ウォレット名Blocto Wallet(ブロクト ウォレット)
対応通貨イーサリアム・FLOWなど
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://blocto.io/

Blocto Wallet(ブロクト ウォレット)は、アプリで提供されており、ダウンロードをしてすぐに利用できます。シンプルな作りになっているので、初心者でも簡単に始められるのが特徴的です。

日本にも積極的に参戦しており、既に日本支社が設立されるなど、日本語への対応も万全です。アプリ内のデザインもいいため、使いやすい仮想通貨ウォレットを求めている方におすすめです。

TokenPocket(トークンポケット):ホットウォレット

10_TokenPocket
ウォレット名TokenPocket(トークンポケット)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://www.tokenpocket.pro/ja

TokenPocket(トークンポケット)は、200カ国以上の人々に利用されているウォレットです。スマホではiOS、android、PCではGoogle Chromeの拡張機能とデスクトップ版で展開しており、日本語にも対応しています。ホットウォレットのほか、同社が推奨するハードウェアウォレットも販売しています。

TokenPocketでは、秘密鍵などの情報が自分のデバイス上にのみ保存される形になっているため、ホットウォレットの中では比較的セキュリティ対策が厳重だと言えるでしょう。

Ginco(ギンコ):ホットウォレット

11_Ginco
ウォレット名Ginco(ギンコ)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://wallet.ginco.co.jp/

日本企業である株式会社Gincoが運営するウォレットです。日本語に対応しており、主要な仮想通貨は利用できるので、仮想通貨を安全に管理したい際に役立ちます。UIがわかりやすく、初心者でも対応しやすく、たった1分で口座登録が行えるのも魅力的と言えます。

送金などで過度に手数料がかからず、ポートフォリオでは1,000を超える通貨にも対応をするため、仮想通貨で投資を行う人にもおすすめです。

scramberry WALLET(スクランベリー ウォレット):ホットウォレット

12_scramberry-WALLET
ウォレット名scramberry WALLET(スクランベリー ウォレット)
対応通貨イーサリアム・アスター・アバランチなど
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://scramberry.io/ja/

scramberry WALLET(スクランベリー ウォレット)はNTTドコモの子会社が展開するウォレットです。2024年3月から提供が始まっており、使いやすさに力を入れたデザインなどが特徴的です。

電話番号を入力すれば簡単に登録ができる仕様になっているほか、クラウドに情報が保存されており、バックアップも簡単です。

Ledger Nano X(レッジャーナノ):コールドウォレット

13_Ledger-Nano-X
ウォレット名Ledger Nano X(レッジャーナノ)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語非対応
公式サイトhttps://shop.ledger.com/ja/products/ledger-nano-x?srsltid=AfmBOoo72pzG10O1XgFNoTf4ljPwtf56Cwe59Fq2uibl_woZsuKujocg

Ledger Nano X(レッジャーナノ)は、5,000種類以上のコインやNFTに対応したコールドウォレットです。秘密鍵がオフラインで保管されるため、ハッキングされることがない点が特筆すべき点です。

Ledger Nano Xは一般に販売されており、万が一紛失してもシークレットリカバリーフレーズがあればいつでも復元ができます。確実にハッキングされないもので保管したい方におすすめです。

CoolWallet(クールウォレット):コールドウォレット

14_CoolWallet
ウォレット名CoolWallet(クールウォレット)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://www.coolwallet.io/ja/product/coolwallet-pro/

CoolWallet(クールウォレット)は、クレジットカードの大きさや薄さで管理できるコールドウォレットです。いつでも持ち運びができるほか、雨に塗れても壊れることがない点を含め、セキュリティ面は万全です。

ステーキングを受け取ることも可能であるほか、NFT取引なども行えるため、利便性も十分です。日本語対応も行っており、セキュリティを気にする方におすすめです。

SafePal(セーフパル):コールドウォレット

15_SafePal
ウォレット名SafePal(セーフパル)
対応通貨ビットコイン(BTC)・ライトコイン・ドージコインなど
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://www.safepal.com/

SafePal(セーフパル)は、全世界で1,000万人以上が利用するウォレットです。元々は世界で最も大きい取引所であるバイナンスの出資を受けて作られており、独自のトークンの発行なども行っています。

独自のトークンを持つことでステーキング報酬がもらえるなど、仮想通貨の保有だけで報酬がもらえるのも特徴です。日本語サポートも行われているので、安心して利用できます。

Trezor(トレザー):コールドウォレット

16_Trezor
ウォレット名Trezor(トレザー)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語非対応
公式サイトhttps://trezor.io/

Trezor(トレザー)は秘密鍵を保管するウォレットです。Trezorはあくまでも秘密鍵のみを扱うものであり、仮想通貨は入っていません。Trezorがあれば、秘密鍵の管理を一元的に行えるため、仮想通貨ごとに秘密鍵を用意する必要がないのです。

ウォレット自体は日本語に対応していませんが、日本の正規販売店で購入すると日本語のマニュアル付きでわかりやすくセットアップができるため、心配がいりません。

SecuX(セキュエックス):コールドウォレット

17_SecuX
ウォレット名SecuX(セキュエックス)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語非対応
公式サイトhttps://secuxtech.com/?srsltid=AfmBOooiWKTJPH61U3hLcBVYKm_mBRYZYPvVOZfMPxXaGhgo8dHAsRWC

SecuX(セキュエックス)は、高いセキュリティ性能を誇るコールドウォレットです。データをオフラインで管理するほか、リカバリーワードが24単語なので、簡単に解読できないような仕組みになっています。

タッチパネルで操作ができるようになっており、そのパネルも大きいのが特徴です。1,000種類を超える仮想通貨に対応しているほか、初期設定のしやすさにも定評があります。

COLDCARD(コールドカード):コールドウォレット

18_COLDCARD
ウォレット名COLDCARD(コールドカード)
対応通貨ビットコイン(BTC)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ非対応
日本語非対応
公式サイトhttps://coldcard.com/

COLDCARD(コールドカード)はビットコインに特化しているコールドウォレットです。形状はまるで電卓のようなもの、画面がついたキーボードのようなものと異質さがあり、デバイス上で完結するため、パソコンがなくても大丈夫です。

セキュリティ対策がしっかりしており、ログインを失敗し続けると使用不可になってしまうほどで、不正使用が起きないような仕組みがとられています。

bitaddress.org(ビットアドレス):コールドウォレット

19_bitaddress.org
ウォレット名bitaddress.org(ビットアドレス)
対応通貨ビットコイン(BTC)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ非対応
日本語対応
公式サイトhttps://www.bitaddress.org/

bitaddress.org(ビットアドレス)は、他人に示すアドレスを作れるウォレットです。デスクトップでウォレットが作られ、秘密鍵は自分で管理します。ビットコインを受け取る際には受信用のQRコードを読み取ってもらうことで受け取れます。

紙のウォレットで持ち歩くこともでき、ハッキングの可能性がありません。紛失したらその時点で資産を失いますが、紙のウォレットはある種究極のセキュリティ対策と言えます。

特化型の仮想通貨ウォレットアプリ6選

次にご紹介するのはビットコインやイーサリアムなど特定のブロックチェーンに特化したウォレットアプリです。

どのブロックチェーンに特化しているのかにも注目しながらご覧ください。

Nayuta Wallet(ナユタウォレット):ビットコイン

20_Nayuta Wallet
ウォレット名Nayuta Wallet(ナユタウォレット)
対応通貨ビットコイン(BTC)
ウォレット形式ノンカストディアルウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://nayuta.co/nayuta-wallet-2022/

Nayuta Wallet(ナユタウォレット)は、ビットコインに特化したウォレットです。ノンカストディアルウォレットと呼ばれる形式をとり、秘密鍵を独占的に保有することで、より安全に利用できます。

秘密鍵を紛失すると暗号資産が失われるデメリットがありますが、自分でコントロールできるのがメリットです。

Mycelium(マイセリウム):ビットコイン

21_Mycelium
ウォレット名Mycelium(マイセリウム)
対応通貨ビットコイン(BTC)
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語対応(iOSは非対応)
公式サイトhttps://wallet.mycelium.com/

Mycelium(マイセリウム)は、使用する端末で秘密鍵を保存するウォレットです。オフラインでの保管ができるため、セキュリティ対策が行き届いているのが特徴です。操作性などは若干落ちますが、セキュリティ対策という点では優れています。

日本語対応はAndroidのみで行っており、iOSは対応していません。日本語で利用したい方はAndroid端末からダウンロードすることをおすすめします。

Copay(コペイ):ビットコイン・ビットコインキャッシュ

22_Copay
ウォレット名Copay(コペイ)
対応通貨ビットコイン(BTC)
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://apps.apple.com/jp/app/copay-bitcoin-wallet/id951330296

Copay(コペイ)は対応する端末が幅広く、パソコンやスマホなどから扱えるほか、連携も行えるのが特徴です。また、いくつかのウォレットがすぐに作れるため、リスクを分散させたい方にもぴったりです。

複数の秘密鍵で1つのアカウントを守るマルチシグネチャ機能が搭載されているため、秘密鍵が流出したとしても、1つであれば問題はなく、すべての秘密鍵が漏れ出ない限りは安全な仕様となっています。

Rainbow Wallet(レインボーウォレット):イーサリアム

23_Rainbow-Wallet
ウォレット名Rainbow Wallet(レインボーウォレット)
対応通貨イーサリアム(ETH)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語非対応
公式サイトhttps://rainbow.me/ja-jp/

Rainbow Wallet(レインボーウォレット)は、NFTなどを利用する際にアプリ上にNFTを示すなど、Web3サービスをより利用しやすいようにしています。イーサリアムのブロックチェーンを活用しており、高いセキュリティ性能を誇ります。

世界最大級の分散型取引所と連携しているため、多彩なトークンの売買をアプリ上で行えるのも大きなメリットです。

XUMMウォレット(サムウォレット):リップル

24_XUMM
ウォレット名XUMMウォレット(サムウォレット)
対応通貨リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://xumm.app/

XUMMウォレット(サムウォレット)は、リップル系のウォレットの中でも有名です。リップル社から出資を受けて開発しており、リップルのブロックチェーンを活用しているNFTの売買の際に便利です。

日本語の設定がアプリ内にあるので、初めて利用する人も安心できます。送金などもしやすいほか、リップルで支払われた代金をお店が別の仮想通貨にして受け取れるサービスなども展開されています。

Symbol Wallet(シンボルウォレット):シンボル

25_Symbol Wallet
ウォレット名Symbol Wallet(シンボルウォレット)
対応通貨XYM
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語非対応
公式サイトhttps://docs.symbol.dev/ja/wallets.html

Symbol Wallet(シンボルウォレット)はXYMという暗号資産を扱うウォレットです。元々はNEMと呼ばれる仮想通貨から派生したものであり、NEMの保有者に配られた経緯があります。

XYMは日本の取引所でも扱われているので、知名度は高くありませんが、超マイナーとは言えません。

Symbol Walletの魅力はハーベストで、ブロックチェーンを動かすのにXYMを置いておくことで協力した報酬として新たにXYMを受け取れます。

仮想通貨取引所ウォレットおすすめ10選

最後にご紹介するのは仮想通貨の取引所のウォレットです。それぞれセキュリティ性能が異なるほか、サービス面でも大きな違いがあり、総合的な比較検討をしながらご覧ください。

Bybit(バイビット)

26_Bybit
ウォレット名Bybit(バイビット)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://www.bybit.com/ja-JP/

Bybit(バイビット)は、日本人も多く利用する仮想通貨の取引所です。アプリまですべて日本語での対応を行っており、海外の仮想通貨で安心して日本語でのやり取りができる数少ない取引所と言えます。

サーバーの強さが特徴的で、どのような状況でも混乱なく動き続けるのも特徴の1つです。また、レバレッジが最大100倍と国内の取引所ではできないような取引が行えるため、ハイリターンを狙う方におすすめです。

Bitget(ビットゲット)

27_Bitget
ウォレット名Bitget(ビットゲット)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://www.bitget.com/ja/

Bitget(ビットゲット)は、800以上の銘柄を取り扱う取引所です。ブロックチェーンも100前後利用できるため、NFTの活用などにも利用できます。ステーキングを始め、資産の増やし方も多彩にあるため、資産運用を行う場所としても応用可能です。

コールドウォレットでユーザーの資金が守られているほか、年2回行われる侵入テストなどでハッキングの危険性をあぶりだすなど、トラブルを未然に防ぐ動きを活発に行っています。

Binance(バイナンス)

28_Binance
ウォレット名Binance(バイナンス)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式セルフカストディ型ウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://www.binance.com/ja

Binance(バイナンス)は世界的にも有名な取引所で、日本語対応なども行うほか、手数料が安いのも利用メリットの1つとなっています。世界的にユーザーが多いため、取引高に関するランキングでも、Binanceは上位に居続けるほどです。

Binanceではセルフカストディ型ウォレットを採用しており、MPCを活用することで秘密鍵のような役割を持つ3つのキーシェアを作り出し、ユーザーやBinanceがそれぞれ保有する形にしてセキュリティ機能を高めています。

Coincheck(コインチェック)

29_Coincheck
ウォレット名Coincheck(コインチェック)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://coincheck.com/ja/

Coincheck(コインチェック)は、仮想通貨の取引アプリではダウンロード数がトップのサービスです。ウォレットは2段階認証がついているほか、コールドウォレットも用いているので、安全性の高い環境で仮想通貨への投資が行えます。

運営元のコインチェック株式会社は仮想通貨がまだ浸透していなかった2012年から営業を開始しており、ビットコインを始めとする仮想通貨の成長とともに大きくなった会社です。ゆえに知名度も高く、初心者でも始めやすい環境が整っています。

OKCoin Japan(オーケーコイン・ジャパン)

30_OKJ
ウォレット名OKCoin Japan(オーケーコイン・ジャパン)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://www.okcoin.jp/

OKCoin Japan(オーケーコイン・ジャパン)は、スプレッドの小ささが特徴であるほか、ステーキングが充実している販売所です。積立も少額からできるため、少しずつ仮想通貨を増やしたい方におすすめです。

セキュリティ面ではコールドウォレットを使用しており、オフラインの場所で管理が行われています。ハッキングによって仮想通貨を失うリスクが少ない対策がとられているのも特徴です。

bitFlyer(ビットフライヤー)

31_bitFlyer
ウォレット名bitFlyer(ビットフライヤー)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://bitflyer.com/ja-jp/

bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコインの取り扱い量が6年連続ナンバー1のサービスです。販売所などでの手数料が無料など、お得に利用できるのが特徴であるほか、7年以上ハッキングをされていないセキュリティの高さも特徴的です。

30種類以上に及ぶ仮想通貨を1円から購入できるのも他の仮想通貨サービスにはない点です。積立サービスやクレジットカードの支払いに応じてたまる仮想通貨など、独自のサービスも魅力的な要素と言えます。

DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

32_DMM-Bitcoin
ウォレット名DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://bitcoin.dmm.com/

DMM Bitcoin(DMMビットコイン)は各種手数料が無料という点が優れています。手数料には口座開設や口座維持、振込手数料、出金手数料などがありますが、ほとんどは無料で、多く利用しても費用がかかりません。

サポート対応も万全で、土日祝いつでも対応を行うのが特徴的であり、仮想通貨の取り扱いも幅広く、国内ナンバー1です。ビットコインという名はついていますが、イーサリアムやリップルなどにも対応しています。

BITPoint(ビットポイント)

33_BITPoint
ウォレット名BITPoint(ビットポイント)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式ホットウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://www.bitpoint.co.jp/

BITPoint(ビットポイント)は、仮想通貨を貸し出して貸借料として仮想通貨を受け取れるサービスを行っています。単に仮想通貨を貸すだけで仮想通貨がもらえるため、売却せずに塩漬けにしている仮想通貨がある方におすすめです。

ステーキング報酬は国内の取引所の中でも高い部類とされ、BITPointに預けておくだけで仮想通貨が増えていくため、ステーキング狙いの方にぴったりです。

GMOコイン(GMOコイン)

04_GMO
ウォレット名GMOコイン
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://coin.z.com/jp/

GMOコインでは、レバレッジを幅広く行うのが特徴的です。2024年に入り、ソラナなど仮想通貨としてはあまり知られていない銘柄でもレバレッジが行えるなど、他の業者とは一線を画するサービスを展開しています。

セキュリティ面では日本円での出金などで2段階認証を必須としたほか、ログインしたことのない端末からのログインでも2段階認証を行うなど、入念な対策が見られます。

bitbank(ビットバンク)

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ウォレット名bitbank(ビットバンク)
対応通貨ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・リップル(XRP)など
ウォレット形式コールドウォレット
アプリ対応
日本語対応
公式サイトhttps://bitbank.cc/

bitbank(ビットバンク)は、スマホを通じてビットコインなどの購入が行えるアプリです。口座開設は無料で行えるほか、口座開設当日に取引が可能です。第三者機関による調査でセキュリティ国内ナンバー1と認められ、セキュリティの堅さが証明されています。

また取り扱い銘柄もナンバー1を誇るほか、日本円での即時出金ができるのも魅力的です。500円からビットコインが購入できる点など、気軽に仮想通貨への投資を始めたい方にぴったりです。

仮想通貨ウォレットの種類

仮想通貨のウォレットは大きく2つに分けられます。1つは「ホットウォレット」、2つ目が「コールドウォレット」で、それぞれのウォレットには細かな種類があります。

ここでは、それぞれのウォレットの種類について解説します。

ホットウォレット

ホットウォレットは、インターネットにつながった状態で保管されているウォレットです。

デバイスに応じてウォレットが異なるのが特徴で、利便性の高さに定評があります。

以下が、ホットウォレットの種類です。

ホットウォレットの種類
  • ウェブウォレット
  • デスクトップウォレット
  • モバイルウォレット

ウェブウォレット

ウェブウォレットは、ブラウザ上で管理できるウォレットです。利用方法も簡単で、好きな端末からパスワードなどを入力していけば、いつでも利用できます。

各ウォレットでのセキュリティ対策が影響しやすいため、ウェブウォレットを利用する際にはどのようなセキュリティ対策が行われているかがポイントです。

利便性とセキュリティ対策の兼ね合いに注目すべきウォレットと言えます。

デスクトップウォレット

デスクトップウォレットは、パソコンで利用するウォレットです。パソコンの中で管理が行えるため、オフラインにしやすく、適切な管理をしておけばハッカーから隔離しやすいのが特徴です。

一方で、複数の仮想通貨を管理できず、同時には1種類の管理しかできないのがデメリットでもあります。

またパソコンからでないとアクセスできないため、外出先で利用したい場合などには不向きと言えるでしょう。

モバイルウォレット

モバイルウォレットは、スマホなどの携帯端末で管理を行う仮想通貨ウォレットです。

手軽に利用できるのが一番のメリットであり、自分で気軽に管理できる点が魅力的です。

一方で、発展途上のシステムなこともあり、ハッキングの可能性が考えられます。

また、端末そのものを紛失した時のリスクがあまりにも大きいのも難点とされています。

コールドウォレット

コールドウォレットは、秘密鍵などがインターネットから隔離され、オフラインで管理しているものを指します。

インターネットに接続されていないため、ハッキングのしようがないことから、安全に管理できるのがメリットです。

以下は、コールドウォレットの種類となります。

コールドウォレットの種類
  • ハードウェアウォレット
  • ペーパーウォレット

ハードウェアウォレット

ハードウェアウォレットはUSBやカードなどに秘密鍵が入っているタイプのウォレットです。

利用するたびに接続するため、ウイルスなどに巻き込まれることなく利用できます。

持ち運びがしやすい一方で、ハードウェアウォレットそのものを購入しなければならず、初期費用として数万円かかることもあります。

また、復元に必要なリカバリーフレーズを忘れた場合には復元が難しいため、安易な持ち運びには注意が必要です。

ペーパーウォレット

ペーパーウォレットは紙に秘密鍵などを印刷するタイプのウォレットです。ハッキングが不可能なので、ペーパーウォレットであればリスクを最小限にできます。

一方で、何らかの拍子で破棄しやすいのがデメリットでもあります。

物理的な破損に弱いため、ペーパーウォレットを厳重に保管する場所を確保しなければならないのも注意点です。

特化型のウォレット

特化型のウォレットは、ビットコインやイーサリアムなど特定のブロックチェーンのみに特化しているウォレットです。

それぞれのブロックチェーンの長所に着目したウォレットを構築しやすいため、特定のサービスで利用したいケースに適しています。

一方、ビットコインとイーサリアムなど複数の仮想通貨を利用したくても、特定のブロックチェーンしか使えない事情も出てきます。

あくまでも特定のブロックチェーンを使い続ける理由がある時に活用するのがおすすめです。

取引所ウォレット

取引所ウォレットは、取引所の中に保管するウォレットです。取引所では独自のセキュリティ対策を行っており、コールドウォレットが主に用いられています。

初心者も使いやすく利便性も高くてセキュリティもなされている一方、それでもハッキングのリスクが出てきます。

初めて仮想通貨を扱う方にはおすすめですが、より高額な取り扱いをする際には注意が必要です。

メタマスク以外で仮想通貨ウォレットの選び方

メタマスク以外で仮想通貨ウォレットを選んでいく際には、主に以下のような選び方があります。

仮想通貨ウォレットの選ぶポイント
  • 管理する仮想通貨の種類で選ぶ
  • 使いやすさの基準で選ぶ
  • 対応OSで選ぶ
  • 利用目的に合わせて選ぶ
  • セキュリティのレベルで選ぶ

管理する仮想通貨の種類で選ぶ

実際に管理を行う仮想通貨の種類で選ぶのがおすすめです。基本的に管理できる仮想通貨は取り扱うブロックチェーンの数に比例するため、ブロックチェーンの取扱数が多ければ、多くの仮想通貨が利用できます。

一方で、ブロックチェーンの取り扱いが少なくても、特定の系統に統一してセキュリティや利便性を高めているケースもあります。

どんな仮想通貨を利用したいかで仮想通貨ウォレットを選んでいくことが可能です。

使いやすさの基準で選ぶ

スマホで利用できるウォレットであれば、場所や時間を問わずに利用できます。

日本語に対応しているかどうか、その日本語も違和感がないか、サポート対応も日本語で行えるかという点も大事な要素です。

どれだけ立派なウォレットでも使いにくければ意味がなく、ご自身にとって使いやすいウォレットを選びましょう。

対応OSで選ぶ

スマホのウォレットアプリを利用する際には、対応OSで選ぶことが大切です。手持ちのAndroidやiOSは端末によって使いやすさなどに違いが出る場合があります。

また一定のバージョン以下だと利用できないケースも出てくるため、いつまでも利用できるとは限りません。

また、Androidでは日本語に対応しているのに、iOSでは非対応などOSによって対応が異なるケースもあるので、注意が必要です。

利用目的に合わせて選ぶ

仮想通貨の利用目的に合わせて選んでいくこともおすすめです。仮想通貨を増やしたい人もいれば、仮想通貨を単に保管だけしたい人もいます。

保管に適したウォレットであればハードウェアウォレット、仮想通貨の売買を活発に行いたい場合は取引所ウォレットという形で選べます。

最近活発になっているブロックチェーンゲームなどで遊びたい方はウェブウォレットの活用もいいでしょう。

セキュリティのレベルで選ぶ

データの管理を含め、セキュリティの基盤がしっかりしていると、ハッキングによる流出が起こりにくくなります。

特に自身で高額の仮想通貨を保有する場合、管理1つですべて失われてしまうリスクがあり、悔やんでも悔やみきれない結果を生むでしょう。

金融資産でもある仮想通貨を厳重に管理するために、セキュリティのレベルで選ぶことはとても重要です。

仮想通貨ウォレットを複数使うメリット

仮想通貨ウォレットをいくつも活用するメリットが主に3つ存在します。

メリット
  • 異なるチェーンに対応できる
  • バックアップとして利用する
  • 資産を分散できる

ここからは仮想通貨ウォレットを複数使うメリットについて解説します。

異なるチェーンに対応できる

複数のウォレットを持つことで、別々のブロックチェーンへの対応が行えます。特定のウォレットはビットコイン系、別のウォレットはイーサリアム系という形で分散が行えます。

特にブロックチェーンゲームを行う人にとっては、ゲーム用にウォレットを作った方が便利です。

複数のウォレットを活用することで、管理がしやすくなる面もあります。

バックアップとして利用する

複数のウォレットを作ることで、ウォレットのバックアップが可能です。

例えば、端末を紛失した場合、ウォレットをインポートできる機能があれば、ウォレットを共有しやすくなります。

秘密鍵の取り扱いは重要ですが、復元できずに仮想通貨を失う方が最悪です。あくまでもバックアップとして複数のウォレットを活用していくのがおすすめです。

資産を分散できる

複数のウォレットを活用することで、資産の分散に利用できます。どれだけセキュリティ対策を行っても、さまざまな要因で何かしらの流出や事故が起きるものです。

何があってもいいように複数のウォレットを作り、それぞれに分散させておくことで、万が一トラブルが起きても被害を最小限にできます。

また、ステーキング用のウォレットを作るなど、用途に応じて分けていく手もあります。

仮想通貨のウォレットの注意点

仮想通貨ウォレットを活用していく中で、いくつかの注意点があります。

注意点
  • リカバリーフレーズを適切に管理する
  • 二要素認証の設定をする
  • 送金の際にアドレスを確認する
  • ハードウェアウォレットは公式サイト・正規代理店で購入する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

リカバリーフレーズを適切に管理する

万が一に備えて用意されるリカバリーフレーズは、適切に管理する必要があります。リカバリーフレーズを紛失した時点で、復元ができなくなるからです。

またリカバリーフレーズは多くの単語で構成されており、正確に管理しないと活用できなくなります。

何よりリカバリーフレーズまで流出すると第三者が復元できてしまうので、厳重な管理が求められます。

二要素認証の設定をする

ウォレットを利用する際には、二要素認証の設定が必要です。例えば、パスワードだけでなく認証コードや顔認証、声認証などを活用していく手があります。

二要素認証を行えば、仮にパスワードが流出しても、その時点で被害が生じる可能性を減らせます。

また、定期的にパスワードを変更していくことも、セキュリティ対策につながるでしょう。

送金の際にアドレスを確認する

仮想通貨を送金する際にはアドレスの確認が欠かせません。

最近ではウォレットアドレスを入手したハッカーが、送金履歴からアドレスをピックアップし、非常に似たアドレスでわずかな送金を行うケースがあります。

アドレスをコピペするなどして確認を怠ると、何の疑いもなくハッカーが作ったアドレスに送金し、大切な資産が奪われてしまうのです。

常に手入力を行う、もしくは正確に確認を行うなどして、送金前に何度もチェックを済ませましょう。

ハードウェアウォレットは公式サイト・正規代理店で購入する

ハードウェアウォレットは専用のデバイスをして用いますが、この時、デバイスを公式サイトや正規代理店で必ず購入する必要があります。

詐欺師たちは本物を偽ってデバイスを送り付け、違法な方法で仮想通貨を奪おうとします。

ウイルスを仕込ませている、リカバリーフレーズを販売元が記録しているなど、さまざまなケースが存在するのです。

近年では大手通販サイトでも販売されていますが、そこからも購入はせずに、公式サイトや正規代理店で購入しましょう。

メタマスク以外の仮想通貨ウォレットの使い方

メタマスク以外の仮想通貨ウォレットを使う際には、いくつかの使い方があります。

最後に、その使い方について解説します。

メタマスク以外にRabbyの併用が増えている

メタマスクもウォレットの中で人気を集めていますが、最近ではRabbyとの併用が目立っている状況です。

Rabbyはユーザーインターフェースが使いやすい仕様になっているほか、最初から複数のブロックチェーンへの対応が想定されて作られています。

メタマスクは元々イーサリアム中心のウォレットだったため、その点で補完性が見られます。

Rabbyさえあれば分散型アプリであるDAppsに接続しやすくなるので、併用が進んでいるのです。

複数のハードウェアウォレットを併用する

Rabbyなどはホットウォレットのため、常にハッキングやウイルス感染のリスクがつきまといます。そこでハードウェアウォレットを併用することで、ハッキングなどの被害から守ることが可能です。

念には念を入れ、複数のハードウェアウォレットを活用して、特定のハードウェアウォレットに不具合が生じても大丈夫な状態にすることも必要です。

ハードウェアウォレットは管理が大変ですが、高額の仮想通貨を持つ方は併用をおすすめします。

取引所は分散保管する

取引所は複数の場所を利用して、分散保管を目指すのが大切です。過去には一部の取引所でトラブルが生じ、仮想通貨に対する信頼を揺るがす事件も起きています。

万が一1つの取引所でトラブルが生じて口座から資金を動かせなくなってもいいよう、分散させておくと安心です。

もちろん破綻するような取引所を選ばないよう、セキュリティ対策が十分進んでいるところを選んでいくことが大切です。

まとめ

仮想通貨で重要なのは、いかに安全に保管を行いつつ、活用をしていくかです。デイトレーダーのように売買で増やせる一方、ステーキングなどで置いておくだけで報酬を得ることもできます。

また、税金対策で少しずつ引き出して利益を確定させたいので、ハードウェアウォレットで管理する手もあるでしょう。

各々の目的・状況に応じて、仮想通貨ウォレットを選んでいきましょう。

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この記事を書いた人

JinaCoin編集部です。JinaCoinは、株式会社jaybeが運営する仮想通貨情報専門メディアです。
正確性・信頼性・独立性を担保するため編集ガイドラインに沿って、コンテンツ制作を行なっています。
一般社団法人 ブロックチェーン推進協会所属

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