
・FX始めようと思ってるけど、色々調べてたら国内FX業者と海外FX業者があるみたいだけで、どちらで始めた方が良いのか分からない!
・国内FX業者と海外FX業者の違いが知りたい!
こんな思いにお答えします。
私もFX始める時は、国内と海外どちらの業者でFXを始めるべきか悩みました。
結果的に、私の場合は少額資金(10万円)でFXを始めることにしたので海外FX業者を利用しました。
国内と海外どちらの業者でFX始めるべきかの結論を先に言うと、あなたの資金量やトレードスタイル、目的によってどちらで始めるべきか変わってきます。
その理由をこれから国内と海外FX業者のそれぞれの特徴と違いをもとに解説し、どちらの方があなたのスタイルに合っているか確かめて下さい。
まず、国内と海外の違いを解説します。
▼国内FX業者と海外FX業者の違い
- 税制面
- レバレッジ
- スプレッド
- ボーナス
- ゼロカット
- サポート
- 取引方式
- 信託保全etc…
主にレバレッジ、スプレッド、税制面、ボーナス、ゼロカット、サポート、取引方式、信託保全などに違いがあります。
その中でも、特に大きな違いは、レバレッジ、スプレッド、税金面、ゼロカット、ボーナスの5つの点です。
この5つの点を国内と海外で比較し、最後に国内と海外のそれぞれの特徴を整理します。
国内FXと海外FXの税金の違い
国内FX業者を使おうが海外FX業者を使おうが、FX取引で利益が出ると日本に住んでいる限り、納税や確定申告を行う義務があります。
しかし、国内・海外どちらのFX業者を使用するかによって税金を納める金額が変わります。
国内FX業者を使用する場合は、申告分離課税となりいくら利益が出ても一律で利益に対して20.315%の税金を収める必要があります。
一方、海外FX業者を使用する場合は、総合課税となり利益額によって税率(15%〜最大55%)が異なります。
▼税率まとめ
国内FX業者 | 申告分離課税:一律20.315% |
海外FX業者 | 総合課税:15%〜55% |
▼海外FX業者を使用する場合の税率(総合課税)
所得金額 | 所得税率 | 控除率 | 住民税 |
195万円以下 | 5% | 0円 | 一律10% |
195万円超え330万円以下 | 10% | 97,500円 | |
300万円超え695万円以下 | 20% | 427,500円 | |
695万円超え900万円以下 | 23% | 636,000円 | |
900万円超え1,800万円以下 | 33% | 1,536000円 | |
1,800万円超え4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 | |
4,000万円超え | 45% | 4,796,000円 |
上記の表を見て分かるとおり、利益が年間330万円以下であれば海外FXを使用する方が税金が安く済みます。
逆に、利益が年間330万円以上であれば国内FXを使用する方が税金が安く済みます。
国内FXと海外FXのレバレッジ倍率の違い
国内FX業者と海外FX業者では、レバレッジ倍率に大きな違いがあります。
国内FX業者の場合、日本の金融庁の規制により最大レバレッジが25倍に設定されています。
一方、海外FX業者は金融庁の管轄外なのでレバレッジ倍率に規制がないため、最大レバレッジが500倍から数千倍という業者も存在します。
しかし、レバレッジというものは自分で調整ができるため、最大レバレッジ数千倍の業者でもレバレッジ5倍や10倍に調整することは可能です。
▼国内FX業者と海外FX業者のレバレッジ倍率
国内FX業者 | 最大レバレッジ25倍 |
海外FX業者 | 最大レバレッジ500倍から数千倍 |
少ない資金でレバレッジを効かせて効率よく資金を増やしたい方は、海外FX業者を使用すると良いでしょう。
国内FXと海外FXのスプレッドの違い
国内FX業者と海外FX業者では、スプレッドも大きな違いがあります。
国内FX業者の場合、ドル円のスプレッドが約0.4pipsです。
一方、海外FX業者はドル円のスプレッドが約1.5pipsと国内FX業者と比べると広く設定されています。
なぜ国内と海外ではスプレッドに違いがあるかというと、それはそれぞれの業者が採用している取引方法に違いがあるからです。
国内では主にDD(ディーリングデスク)取引を採用しており、海外では主にNDD(ノンディーリングデスク)取引を採用しています。
ここでは詳しく説明しませんが、DD取引とは呑み取引あるいは相対取引なのでスプレッドを狭くできます。トレーダーの損失が業者の利益となるのです。
一方、NDD取引とはFX業者のディーラーがインターバンク市場との仲介に入る取引方法で、直接インターバンク市場で売買が行われるため、人件費や所定の手数料がかかります。これがスプレッドにも影響し、スプレッドが広くなってしまいます。
つまり、海外FX業者の方がスプレッドは広いですが、国内のような呑み行為がないため、取引に透明性が高いことがわかります。
しかし、国内FX業者の方がスプレッドが狭いことは確かなので、主にスキャルピングを行いたい方は国内FX業者を選ぶと良いでしょう。
▼国内FX業者と海外FX業者の取引方法の違い
国内FX業者 | DD取引 |
海外FX業者 | 主にNDD取引 |
国内FXと海外FXのゼロカットシステムの違い
ゼロカットシステムとは、簡単に説明するとFX業者に預け入れた証拠金以上の損失が出た場合、その損失額を補填してくれるサービスです。
国内・海外問わずFXでポジションを保有している最中に、ポジションとは逆方向に相場が動いて損失が大きくなった場合、これ以上損失が拡大してしまわないように強制的にポジションを決済し取引を終了させるというルールがあります。これをロスカットと呼びます。
しかし、急激に相場が動いた場合ロスカットが間に合わない場合があります。そうなると、時にFX業者に預け入れた証拠金以上の損失が発生することがあります。
預け入れている金額以上の損失が発生した場合、不足の証拠金(損失額)を期日までにFX業者へ入金する必要があります。これを追証(おいしょう)と呼びます。
ただし、海外FX業者の場合、ゼロカットがあるので預け入れた証拠金以上の損失が出ても、業者が損失を補填してくれるので、こちらが損失を支払わなくて済みます。
近年では2015年1月15日に起きたスイスフランショックが有名ですが、20分間でユーロスイスが約40%下落する事態が発生しました。
これにより、当時国内FXを使用していた方の中には、大きく証拠金がマイナスになってしまい追証を支払うことになった方が続出しました。しかし、海外FX業者を使用していれば追証無しのゼロカットシステムがあるため、証拠金がマイナスになることはありません。
国内FXと海外FXのボーナスの違い
国内FX業者と海外FX業者では、ボーナスキャンペーンの入手難易度や豪華さに違いがあります。
国内・海外ともにボーナスキャンペーンを実施している業者は多数存在しますが、ボーナスキャンペーンをもらうハードルの高さや豪華さに違いがあります。
国内の場合は、口座開設を行い10万円以上入金すると10,000円のキャッシュバックや、10万通貨取引を行うと5,000円キャッシュバックしてもらえたりします。
一方、海外では口座開設のみで20,000円のボーナスがもらえたり、10,000円入金すると証拠金が2倍の20,000円になるキャンペーンを実施している業者もあり、ボーナス取得方法がかなり容易に設定されています。
また、業者によっては最大200万円まで入金額が2倍になるキャンペーンを実施ているところもあります。
つまり、100万円入金すると、入金した100万円とボーナスでもらえる100万円を合わせて200万円からFX取引することが可能です。
なぜ、海外FX業者はここまで豪華なキャンペーンを行う理由は、マーケティングの一環だからです。
要するに、広告宣伝費ということです。海外FX業者の収入源は、トレード時に発生するスプレッド(手数料)やスワップポイントです。多くのトレーダーがトレードすることがで海外FX業者は儲かるのです。
つまり、口座開設ボーナスを提供しても、トレーダーが長くFX取引を行ってくれれば海外FX業者は儲かる仕組みとなっています。
FX初心者の方は、ボーナスキャンペーンが豪華で受け取るハードルが限りなく低い、海外FX業者を使うことをおすすめします。
▼口座開設のみでボーナスがもらえる海外FX業者一覧
【為替初心者】海外FXの口座開設ボーナス使ってノーリスクでFX始める方法
▼入金額が2倍以上になる海外FX業者一覧
【海外FX 】入金ボーナス100%以上のキャンペーン実施FX業者8選!
以上が、国内FX業者と海外FX業者の主な違いです!
【まとめ】国内FX業者と海外FX業者の違い
国内FX業者 | 海外FX業者 | |
税金 | 一律20.315% | 15%〜55% |
レバレッジ | 最大25倍 | 最大500倍から数千倍 |
スプレッド | ドル円:約0.3pips | ドル円:約1.5pips |
ゼロカットシステム | なし | あり |
口座開設ボーナス | なし | 3,000円〜30,000円 |
一概にどちらの方が優れているとは言えませんが、FX初心者の方は口座開設ボーナスを利用して、入金せずにFXを始められる海外FX業者を使ってみるもの一つの手です。
続いて、国内FX業者と海外FX業者の違いをふまえ、それぞれの特徴をご紹介します。
国内FX業者の特徴(メリット・デメリット)
▼国内FX業者の主な特徴
- いくら利益を出しても税率20.315%と一定
- スプレッドが狭い(ドル円:約0,3pips)
- 信託保全が義務化されており、万が一FX業者が破産・倒産しても資金が戻ってくる
- ゼロカットシステムがないため、最悪のケースとして借金のリスクがある
- ボーナスを受け取るためのハードルが高く、ボーナス自体にも旨味が少ない
▼こんな方は国内FX業者がおすすめ
- 数百万単位の大きな資金でFXを始めたい
- 利益が出た時の税金を安くしたい
- 業者が破産・倒産するという万が一の事態に備えて、とりあえず安心してFXを始めたい
国内FX業者ならDMM FXがおすすめ
レバレッジ倍率 | 最大25倍 |
スプレッド(平均) | 0.3pips/ドル円、0.5pips/ユーロ円 ※原則固定スプレッド |
取扱通貨 | 20通貨ペア |
1LOTの単位 | 1万通貨 |
両建て | ◯ |
ゼロカットシステム | なし |
ロスカット | 50% |
約定力 | ○ |
入出金手数料 | 入金手数料無料 |
トレードアプリ | 自社プラットフォーム |
国内FXならDMM FXがおすすめです。
▼DMM FXの特徴
- 会員数国内No.1で安心してFXトレードできる
- 業界トップクラスの最狭スプレッド(ドル円:約0.3pips)
- 24時間コールセンターやLINEでサポートを受け付けており、困った時もすぐ対応してもらえる
- 他の国内FX業者と比較し、約定力が高く滑りにくい
※口座開設+新規取引で20,000円キャッシュバックのキャンペーン開催中
海外FX業者の特徴(メリット・デメリット)
▼海外FX業者の主な特徴
- 利益額によって税率が異なる(15%〜55%)
- ゼロカットシステムを導入しており借金のリスクゼロ
- ボーナスキャンペーンが充実している(口座開設ボーナスや入金ボーナス)
- 最大レバレッジが数千倍と、少額資金で効率良くトレードできる
- スプレッドがやや広い(ドル円:約1.5pips)ため、高速スキャルピングには向いていない
- 信託保全が義務化されておらず、業者によっては倒産や破産した場合、預け入れていた資金が返ってこない可能性がある
▼こんな方は海外FX業者がおすすめ
- 数千円や数万円、もしくはお金をかけずにFXトレード始めたい
- 最悪のケースを考え借金するリスクを無くしたい
- ボーナスキャンペーンを活用しおトクにトレードしたい
続いて海外FX初心者の方におすすめのFX業者を2社ご紹介します。
海外FXならXM Tradingがおすすめ
総合評価 | |
レバレッジ倍率 | 最大888倍 |
スプレッド(平均) | 1.7pips/ドル円、2.5pips/ユーロ円※スタンダード口座、変動スプレッドのため変動あり |
取扱通貨 | 57通貨ペア |
1LOTの単位 | 10万通貨 ※スタンダード口座 |
両建て | ◯※但し、禁止になる場合もある |
追証 | なし(借金リスクなし) |
ロスカット | 20% |
約定力 | ◎ |
入出金手数料 | 無料 |
日本語サポート | あり(24時間サポート) |
モバイルアプリ | MT4・MT5 |
XM Tradingは、2009年に設立され、海外FX業者の中で日本人トレーダーに一番人気があるFX業者です。
また、サービスの質が評価され様々な国と地域で表彰されています。
▼XM Tradingの特徴
- 人気・ユーザー数ともにNo.1の海外FX業者
- 口座開設ボーナスや入金ボーナス等のキャンペーンが豊富で入金せずにFX取引を開始できる
- 複数の国の金融ライセンスを取得し信頼性が高い
- CFD銘柄のスプレッドが他海外FX業者と比較して狭い
- 資本金360億と倒産リスクが低い
- 日本語で24時間サポートが受けられる
- 追証なしで借金するリスクゼロ
- 最大レバレッジ888倍で少額からFXトレードを始められる
- FXのオンラインセミナーやマーケット分析レポート完備
- ロイヤリティプログラムで取引するたびにポイントが貯まる
- 初回入金額500円〜と少額から取引可能
- 日本円の入金だけではなくBitcoinでも入金可能
(口座開設で3,000円が貰えるキャンペーン開催中)
▼XMを実際に使っているユーザーの口コミや評判が知りたい方はこちらをご覧ください
XM(エックスエム)ってどうなの?評判・口コミを徹底的に調べてみた
▼XMの特徴や口座開設方法、使い方はこちらをご覧ください
【完全版】XM Trading(エックスエム)の特徴と登録方法・使い方を徹底解説!
▼XM Tradingのボーナスキャンペーンについて詳しく知りたい方はこちら
【完全版】XMの口座開設ボーナス&入金ボーナス総まとめ!注意すべき10のポイント
海外FXならGemForexがおすすめ
レバレッジ倍率 | 最大1,000倍 |
スプレッド(平均) | 1.2pips/ドル円、1.2pips/ユーロ円※オールインワン口座、変動スプレッドの為変動あり |
取扱通貨 | 33通貨ペア+CFD銘柄12種 |
1LOTの単位 | 10万通貨 ※オールインワン口座 |
両建て | ◯ |
追証 | なし(借金リスクなし) |
ロスカット | 20% |
約定力 | ◎ |
入出金手数料 | 入金手数料無料 |
日本語サポート | あり |
トレードアプリ | MT4 |
GemForexもおすすめです。
私もメイン口座としてGemForexを使用しています。
▼GemForexの特徴
- 口座開設ボーナスや入金ボーナス等のキャンペーンが豊富で入金せずにFX取引を開始できる
- ゼロカットシステムを導入しており借金のリスクゼロ
- 他の海外FX業者と比較し、スプレッドが狭い(ドル円:約1.2pips)
- 日本語でサポートが受けられる
- 無料で150種類を超える自動売買システム(EA)が無制限で使いたい放題
- 最大レバレッジ1000倍で少ない資金で効率よくトレードできる
(口座開設で10,000円が貰えるキャンペーン開催中)
▼GemForexの特徴や口座開設方法、使い方はこちらをご覧ください
【完全版】GemForex(ゲムフォレックス)の特徴と登録方法・使い方を徹底解説!
▼GemForexを実際に使っているユーザーの口コミや評判が知りたい方はこちらをご覧ください【体験談】GemForexの評判は?7つのメリットと2つのデメリットを紹介
▼GemForexのボーナスについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
GemForexの口座開設&入金ボーナスはいつ?GemForexユーザーが答えます
まとめ
今回は、国内FX業者と海外FX業者のそれぞれの違いと特徴の解説でした。
▼国内を使うメリット(まとめ)
- 税金が一律20.315%
- スプレッドが狭い
- 信頼面が高い
▼海外を使うメリット(まとめ)
- 利益が330万円以下なら海外FX業者の方が税金が安い
- ボーナスキャンペーンが充実している
- ゼロカットシステムを導入しており借金リスクゼロ
- 高レバレッジで少ない元手で資金効率よくFXできる
国内・海外ともにそれぞれメリット・デメリットがあるのであなたの資金量やトレードスタイル等、あなたにあった業者を見つけてください。
▼とりあえず、元手をかけずにFXを体験したい!という方は、海外FX業者の口座開設キャンペーンを使って、入金せずにFXやってみると良いかと思います。
【為替初心者】海外FXの口座開設ボーナス使ってノーリスクでFX始める方法
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