Binance JAPAN(仮称)、6月以降にサービス開始予定

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サクラエクスチェンジの新規サービスとして 6月以降に開始見込み

株式会社サクラエクスチェンジ(SEBC)は28日、新規サービス「Binance JAPAN(仮称)」を6月以降に開始予定であると発表した。開始時期を含む詳細は改めて案内されるという。

SEBCの口座開設時に行った個人情報は、Binance JAPANには引き継がれず、改めて本人確認を含む審査(KYC)を受ける必要がある。SEBCは2022年11月、世界最大手暗号資産(仮想通貨)取引所であるBinance(バイナンス)の関連会社であるBinance (AP) Holdings Limitedに発行済み株式を全譲渡し、新経営体制が発足されたことを発表していた。

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これに伴い、本家Binanceでは、日本居住者の新規口座開設ができなくなっている。

Binance.comから新規登録しようとすると、IPアドレスをもとに弾かれる
出典:Binance.com

気になるのは、最大125倍のレバレッジ取引、Binanceの圧倒的な取り扱い銘柄量が、BinanceJAPANでもできるようになるかだろう。前者については法改正をしない限り難しいが、後者については可能かもしれない。

日本で新規銘柄を上場する場合、金融庁の認可が必要であるが、そこまでハードルは高くないようだ。実際、FTXが日本に上陸した際には、FTTやSOLなど新規銘柄が上場できている。Binanceの主力銘柄であるBNBについても、FTXでの取引手数料割引などにしか使えなかったFTTと比べて、独自チェーンを持ち、ひとつのエコシステムが形成されており、FTT以上に非中央集権型であるため、上場できる可能性は高い。また、FCRコインやフィナンシェトークンのIEO(Initial Exchange Offering)が国内取引所で許可されたことも踏まえると、金融庁は案外柔軟なのかもしれない。

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従来のサービスは終了

SEBCで提供している全てのサービスは、5月31日をもって順次終了する。口座は閉鎖されるため、期日までに出金しなければならない。同社は、暗号資産の出庫をサポートしてないため、期日までに暗号資産の売却が完了してない場合、6月5日のレートで日本円に換価したうえで、銀行口座に返金となるという。

参考文献

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