BNBチェーン、L2の手数料を90%削減することに成功|約0.0001ドル

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手数料の低廉化により、BNBチェーンのユーザー数増加、エコシステム活性化につながる可能性

レイヤー1ブロックチェーン「BNBチェーン」は20日、アップグレード「BEP-336」に成功し、BNBチェーン上のレイヤー2の取引コストが90%削減されたと発表した。BNBチェーンのレイヤー2としては最大の「opBNB」の取引手数料は約0.0001ドル(約0.016円)まで削減されるという。

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「BEP-336」はレイヤー1上のデータ保存と処理を最適化することで、レイヤー2の取引コストを大幅に削減(最大90%)し、ネットワーク性能を向上させることを目的とするアップグレードだ。

「BEP-336」はイーサリアムの「EIP-4844」にインスパイアされたもので、「ブロブ」と呼ばれる大量のデータを一時的に格納するコスト効率の良いメモリセグメントを導入する。バリデーターはブロック内の各トランザクションを個別に検証する代わりに、より小さいブロブ内のデータだけを検証すればよい。

これにより、バリデーターが検証するデータ量が少なくなるため、レイヤー2のガス料金を最大90%削減でき、またブロックチェーンは無駄がなく肥大化することなく維持され、ネットワーク全体のパフォーマンスが向上する。

レイヤー1であるBNBチェーン自体にも好影響で、レイヤー2で取引が行われることでレイヤー1の混雑が緩和され、レイヤー1の取引手数料も低下する可能性がある。

全体として、今回のアップグレードにより手数料が低廉化するため、BNBチェーンを利用するユーザーが増加し、ネットワーク全体の活性化に繋がる可能性がある。

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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