- 相場は一旦調整の段階
- 依然として売り圧は強い
- 重要ライン付近での反発に注目
ビットコイン(BTC)価格分析
2024年9月9日9時21分現在、ビットコイン(BTC)の価格は55,168.30ドル付近を推移している。相場は9月6日の米経済指標の影響を受けた大きな下落から一旦調整の段階に入っている。ただし、売り圧は依然強いままの状態だ。
この記事では、現在のチャートの分析を詳しく解説し、今後の展望を考察する。
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
日足チャート分析(BTC/USDT)
日足チャートでは9月6日の大きな下落以降、ゆっくり価格が上昇する動きが確認できる。価格が短期HMAを上抜けしていることから相場は調整の段階で、一旦56,082.30ドル付近まで上昇する可能性がある。
今後は値動きによって以下のように目線を変える必要がある。
- 中期HMA付近もしくは56,082ドル付近のレジスタンスラインで反発→売り目線継続
- 中期HMAを上抜け→一旦様子見
中期HMA付近もしくは56,082ドル付近のレジスタンスラインで反発し再び下落が始まった場合は50,089ドル付近までの下落が見込める。
4時間足チャート分析(BTC/USDT)
4時間足チャートでは短期HMAと中期HMAがゴールデンクロスをしていることから、4時間足レベルでの下降相場は一旦終了した可能性がある。ただし、まだ売り圧が強い状態のため、短期の目線は「売り」継続で良い。
今後は「56,082ドル付近のレジスタンスラインでの反発を狙った売り」「長期HMA付近での反発を狙った売り」が有効な戦略になるだろう。
総括(今後の見通し)
- 短期(デイトレ):反発を狙った「売り」
- 中期(スイング):重要ライン付近での値動きを注視
ビットコインは9月6日の米経済指標の影響を受けた大きな下落から一旦調整の段階に入り、4時間足ベースでは下降トレンドが終了した可能性がある。
しかし、依然として強い売り圧がある状態のため、「56,082ドル付近のレジスタンスライン」や「移動平均線付近」などで反発を狙った「売り」が有効な戦略となる。
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