バイナンス創業者CZ氏の復帰で仮想通貨市場の急騰を予測=クリプトクアントCEO

クリプトクオントCEO、CZの復帰で仮想通貨市場の急騰を予測
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SNS上でもCZ氏の復帰を喜ぶ声が溢れる

オンチェーンデータの分析プラットフォームを提供する「CryptoQuant(クリプトクアント)」のCEOキ・ヨンジュ氏は27日、Binance(バイナンス)の創業者であり元CEOチャンポン・ジャオ(CZ)氏が釈放されたことを受け、同氏の復帰が暗号資産(仮想通貨)市場の急騰につながるだろうと公式X上で予測した。

キ氏は、CZ氏が予定よりも早く刑務所から釈放されたことが、仮想通貨業界にとってプラスに働くと考えている様子だ。公式Xのポストでは「彼が “I’m back”と投稿するだけで、市場は急上昇するだろう」と述べられている。

キ氏はCZ氏釈放以前の20日にも公式Xを更新しており、彼を「尊敬に値するビジネスマン」と称して擁護する姿勢を見せていた。CZ氏の功績は間違いなく過去の過失を上回っており、過小評価するべきではなく、新たな視点でCZ氏を見つめ直すべきだと語っている。

CZ氏の刑期は9月29日までとされていたが、予定より2日前倒しとなる27日に釈放。同氏は28日に公式Xを更新し、「gm(good morning)」とだけ投稿した。約4ヶ月ぶりとなるこの投稿に対し、SNS上では彼の復帰を喜ぶユーザーの声が溢れた。「お帰りなさい」と復帰を歓迎する投稿や「仮想通貨界の英雄が戻ってきた」という投稿も見受けられる。

CZ氏は今年4月、バイナンスが適切なKYC(顧客確認)要件を満たしていなかったとして、反マネーロンダリング法違反の罪で懲役4ヶ月の判決を受けていた。バイナンスも同様に米国の法規制に違反したとして、5,000万ドルの罰金の支払いを命じられている。

なお、CZ氏は司法省との間で結ばれた和解合意の一環として、バイナンスにおける役員就任を永久に禁止され、同社CEOを退任している。

関連:バイナンス元CEOチャンポン・ジャオ、同社の役員就任を永久禁止へ
関連:米司法省、バイナンスをマネーロンダリングの疑いで刑事告訴か

情報ソース:キ・ヨンジュ氏公式X / CoinDesk
画像:CZ氏公式X

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この記事を書いた人

仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。

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