Fidelity、ビットコインETFを申請か|BTC上昇の期待高まる

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ウォール街の巨人が動く

海外暗号資産(仮想通貨)メディア「The Block」は27日、資産運用大手の「Fidelity Investments」が、ビットコインETFの申請を提出する見込みがあると報じた。

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Fidelityは、約1500兆円を運用する、株式非公開の独立系資産運用会社だ。同社の計画に詳しい情報筋によると、早ければ火曜日にも申請書を提出する可能性があるという。

Fidelityにとって、ビットコインETFの申請は2回目となる。2021年に1回目の申請を行ったがが、2022年に米証券取引委員会(SEC)に却下された。

このニュースは、6月15日に資産運用大手の「Blackrock(ブラックロック)」が、ビットコインETFを申請したことを受けて、「Invesco」や「WisdomTree」、「Bitwise」などの大手資産運用会社が相次いでビットコインETFを申請したことに続くものだ。

Blackrockをはじめ多数の大手機関投資家がビットコインETFを申請したことは、伝統的な金融分野の著名なプレーヤーがビットコインの可能性を認めたことで、業界に転機が訪れたことを示している。

BloombergのシニアETFアナリストのEric Balchunas氏によると、Blackrockの SEC による ETF 承認の記録はなんと「575勝1敗」。率にして「99.8%」だ。SECが、米国内での仮想通貨の締め付けを強くする中、申請したということは、それだけ自信を持っているといえよう。

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今回の申請が通れば、投資家は合法的にビットコイン市場にアクセスできるため、個人・機関投資家の波が押し寄せるかもしれない。

参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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