大手資産運用会社フィデリティ、イーサリアム現物ETFの修正書類を提出

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今年7月に上場される見込み

世界有数の資産運用会社「Fidelity(フィデリティ)」が、イーサリアム現物ETFの上場に向けた修正書類を提出した。22日、米国証券取引委員会(SEC)が公開した資料により明らかになった。

今回提出された資料は、イーサリアム現物ETFを規制・監督するSECに提出する「フォームS-1」と呼ばれる必要書類の修正版だ。フォームS-1には申請者の会社概要、証券の性質やリスク、販売計画などが記されている。

SECは5月23日、イーサリアム現物ETF上場を承認したものの、最終的に上場するためにはフォームS-1の承認が必要となる。

6月13日に行われた米上院銀行委員会の公聴会で、SEC委員長ゲンスラー氏はフォームS-1を「今夏のどこかで」承認すると発言しており、上場に向けて着々と準備は進んでいるようだ。

提出された資料によると、フィデリティは既にイーサリアム現物ETFのために470万ドル(約7.4億円)のシード資金調達を行った。ビットコイン現物ETFでは熾烈な価格競争がおきた手数料については明記されていなかった。

ブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス氏は、6月中にイーサリアム現物ETFを米国の取引所で開始することが可能だと示唆したが、最終的なSECの承認は7月4日までに行われると予測している。

次のステップ: 今日、おそらく午後遅くに、修正された S-1 が多数提出される予定です。その後、SEC が発行者に最終的な変更と有効性 (つまり最終承認) を通知することになります。私たちは、7 月 2 日を ETH ETF の発売日として予想しています。

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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