6月中旬以降50%近く上昇
米連邦準備理事会(FRB)は14日、FRBが開発した金融機関向け即時決済サービス「FedNow」のネットワークに、Hedera Hashgraph上に構築されたマイクロペイメントプラットフォームである「Dropp」を新たに追加したと発表した。これを受け、Hedera HashgraphのトークンであるHBARは、一時17%以上急騰した。
FedNowとは、米連邦準備理事会(FRB)が開発した金融機関向け即時決済サービスだ。今年7月に正式に導入されたシステムで、支払いから着金まで手数料と時間がかかっていた従来の決済システムとは異なり、24時間365日より格安な手数料で即時決済が可能となる。
Droppは、エンターテインメントやゲーム、Web3などあらゆるビジネス向けの決済サービスだ。Hedera Hashgraphの高スループット、低遅延の分散台帳テクノロジーが用いることで、加盟店は非常に少額な手数料で支払いを受け付けることができる。現在、同社は1日の終わりに販売者に支払いを行っているが、今回のFedNowネットワークへの参加を通じて、今後、リアルタイム決済が可能になるとのこと。
Hedera Hashgraphは、ブロックチェーンではなく、Hashgraphと呼ばれる全く新しいタイプの分散型台帳技術で構築されている。開発元によれば、1秒当たり1万以上のトランザクションを処理することができ、数秒のファイナリティ、平均0.0001ドルの取引手数料が可能とのこと。
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