NEAR Protocol(ニアプロトコル)の公式Xアカウントがハッキング被害|現在は復旧した模様
レイヤー1ブロックチェーンでdApps(分散型アプリケーション)の開発プラットフォームである「NEAR Protocol(ニアプロトコル)」は5日、9月4日に何者かによって公式Xアカウントが乗っ取られていたことを発表した。現在は完全にアカウント復旧しており、今回の一連の事件に対して、公式X上で声明文を投稿している。
公式Xがハッカーにより乗っ取られた後、NEARコミュニティや広範なWeb3エコシステムを批判するような一連の投稿が続いたという。特に11月にバンコクで開催予定の重要イベント「REDACTED」に対して、中傷的な内容を重点においた投稿が目立ったそうだ。なお、公式Xアカウントが復旧したため、現状は一連の投稿がすでに削除されている。
ITセキュリティの専門家である「マイク・ロッチ氏」率いるセキュリティチームが今回のハッキングについて調査を行ったところ、「事件は孤立したもの」としてNEARコミュニティを騙そうとうする試みは一切見られなかったようだ。
ハッカーの身元は現段階で特定されていないが、NEAR Protocolはアメリカのネット掲示板から誕生した「Four Chan(アノニマス)」による犯行との可能性も視野に入れている。
NEAR Protocolは声明文内にて、「率直に申し上げると、私たちのデジタル主権を求める闘いは決して終わりません。私たちは団結して前進していきます」と述べている。
NEARチームはこの事件を乗り越え、今後もユーザーが主導となるインターネットの実現に向けて活動を続けていく予定だ。
情報ソース:NEAR Protocol公式X
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