- リップル投資信託販売の影響で価格が一時0.5879ドルまで上昇
- 反発後再度上昇、中長期で強気相場に突入の可能性が高い
- 押し目を形成後に「買い」が有効
リップル(XRP)価格分析
リップル(XRP)は昨日、米グレースケール社のリップル投資信託販売発表の影響で一時0.5879ドルまで価格が急騰した。その後一旦反発したが再度上昇する動きを見せ、現在は0.5688ドルから0.5710ドル付近を推移している。
今回の急騰の勢いで中期的にも強気相場になった可能性がある。この記事では短・中期的な目線で価格動向を探り、直近のエントリーポイントを予測する。
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
4時間足チャート分析(XRP/USDT)
4時間足チャートでは昨日の米グレースケール社のリップル投資信託販売の影響で日足中期HMAを上抜けした後に反発し、再度日足中期HMAを上抜けしている。
日足中期HMAは中長期で「買い目線になるための重要なライン」だ。そのため、この上昇の動きが確定すれば0.6226ドルから0.6430ドル付近までの上昇が期待できる。
ただし、現在価格はボリンジャーバンドを大きく突き抜けているため、一旦押し目を作り、その後上昇3波で大きく伸びる可能性が高いと推測する。
1時間足チャート分析(XRP/USDT)
1時間足チャートでは昨日21:00以降に0.5879ドル付近まで急騰後、押し目を作り再度上昇を開始した。日足中期HMAを突破し、ボリンジャーバンドもエクスパンションを確認できることから、1時間ベースでの上昇第3波と考えて良いだろう。
しかし、昨日の高値(0.5879ドル)付近で利確を狙うトレーダーが多い可能性があるため、0.5879ドル付近までの短期的な上昇と考えたほうがリスクは少ない。
本日のエントリーポイント、利確・損切り位置
ロング
- エントリーポイント:
押し目形成後、15分足で短期HMAを上抜け - 利確目安:
0.5879ドル付近 - 損切り:
日足中期HMA直下(0.5620ドルから0.5600ドル付近)
ショート
短期・中期ともにエントリーポイントなし
総括(今後の見通し)
昨日の米グレースケール社のリップル投資信託販売発表の影響でリップルは中長期で強気相場に転換した可能性が高い。ただし、あまりにも大きな上昇だったため、一旦押し目を作りその後に大きな上昇となると考えたほうが良いだろう。
短期的にも4時間足レベルで日足中期HMAを上抜けが確定した場合、買い目線で「戻りの反発で買い」「トレンドの初動で買い」の戦略が有効となる。
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