- 短期は下落するもサポートで反発し上昇、しかし、レジスタンスで止められる
- 中長期は「強気相場」のため、短期は「買い目線」継続
- サポートで反発もしくはレジスタンス突破で「買い」を狙う
リップル(XRP)は短期的な下落相場だったが、サポートラインで反発し上昇を始めた。しかし「戻り高値」がレジスタンスとなって上昇を止められ、現在は0.6222ドル付近を推移している。中長期は「強気相場」のため、短期は今後「買い目線」でレジスタンス、サポートラインでの値動きに注視する段階だ。
今回の分析では短・中期的な目線で価格動向を探り、直近のエントリーポイントを予測する。
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
リップル(XRP)価格分析
1時間足チャート
リップルは9月30日に短期で下降に転換し下落を続けていたが、0.6090ドル付近で反発し上昇した。しかし、0.6252ドル付近で上昇が止められたため若干方向感のない状態だ。
現状、0.6090ドル付近は過去反発していることからサポートラインとして機能していると推測でき(15分チャート黄色矢印参照)、0.6252ドル付近は昨日からの下降の「戻り高値」のためレジスタンスラインとして機能する可能性が高い(15分チャート①参照)。
上記の推測と「価格が日足長期HMA・4時間足長期HMA上にあり、中長期では強気相場と判断できる」2点を根拠に、短期では以下の戦略が有効と考えられる。
- 0.6090ドルのサポートラインでの反発を狙った「買い」
- 0.6252ドルのレジスタンスラインを上抜け後のトレンド始点を狙った「買い」
ただし、0.6090ドルのサポートラインでの反発を狙った「買い」は短期の方向性に逆らうエントリーのため、反発せずに下落するリスクを考慮する必要がある。
本日のエントリーポイント、利確・損切り位置
ロング(パターン1)
- エントリーポイント:
0.6090ドル(指値買い) - 利確目安:
0.6252ドル付近 - 損切り:
0.6060ドル付近(リスクリワード約8:2)
ロング(パターン2)
- エントリーポイント:(エントリー条件)
- 0.6252ドルおよび1時間足中期HMAを価格が上抜け
- レジサポ転換もしくは上昇のダウ理論が成立
- 利確目安:
0.6600ドル付近 - 損切り:
0.6252ドル付近もしくはエントリー時点での直近安値
※エントリー後、4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンドに価格が到達した場合は早期利確を検討
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