CoinGecko、ハッキングによりユーザー情報が流出|フィッシングに注意

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大手仮想通貨アグリゲーター、ハッキングによりユーザー情報が流出、フィッシング詐欺に注意

世界最大の独立系暗号資産(仮想通貨)アグリゲーター「CoinGecko(コインゲッコー)」は7日、同社が利用する電子メールプラットフォーム「GetResponse(ゲットレスポンス)」のアカウントがハッキングされ、メールアドレスやIPアドレスをを含むユーザーデータが流出したと発表した。

🚨重要なセキュリティ通知: 2024 年 6 月 5 日に、サードパーティの電子メール プラットフォーム GetResponse を介してデータ侵害が発生しました。
影響を受けるユーザーには電子メールで直接通知されました。お客様のセキュリティは弊社の最優先事項であり、この問題に対処するために直ちに措置を講じています。
・・・

発表によると、6月5日15時30分頃(日本時間)、ハッカーはゲットレスポンス社の従業員アカウントをハッキングし、コインゲッコーのアカウントデータ191万件を盗み取った。その後、別のゲットレスポンス社のクライアントのアカウント(@alj.associates)からコインゲッコーの顧客に2.3万通のフィッシングメールを送信した。

流出したのは、ユーザーの名前(登録時に提供された場合)、電子メールアドレス、IPアドレス、電子メールを開いた場所、およびアカウントの登録日や購読プランなどのその他のメタデータだ。

流出したのはコインゲッコーが利用していたメールプラットフォームであり、コインゲッコー自体のユーザーアカウントは安全なままだ。

データ漏洩の影響を受けたユーザーには、電子メールを通じて直接通知しているという。

コインゲッコーからメールが届いたユーザーは、今後フィッシングメールを受信する可能性があるため、メールを開封する際は警戒されたい。見慣れないドメインや、有名なドメインに巧妙に似せたドメインに注意するとともに、安易なリンクのクリック、添付ファイルのダウンロードも危険だ。

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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