ブラジル最大手銀行、全顧客に仮想通貨取引の提供を開始

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ブラジルの最大手銀行「イタウ・ウニバンコ」、全てユーザーにビットコイン、イーサリアムの取引サービスを提供開始

ブラジルの銀行最大手「イタウ・ウニバンコ」は、12日(現地時間)から全ての顧客に暗号資産(仮想通貨)取引サービスを開始したことが、ブラジルの金融専門紙「Valor Globo」の報道により明らかとなった。

Valor Globoによると、仮想通貨取引サービスは2023年12月から一部の顧客にのみ提供されていたが、今回同銀行のアプリを利用するすべてのユーザーが利用可能となった。

イタウ銀行傘下のグト・アントゥネス氏によると、同行は仮想通貨取引サービスを利用しているユーザーに毎週アンケートを実施し、高い受容度を確認したという。同氏によると、アンケートで特に目立ったのは同行のカストディへの信頼だ。同行が利用するカストディ・ソリューションは、外部委託ではなく、自社で開発・運用しているという。

また、2025年初頭までに交付予定の仮想通貨規制においてブラジル中央銀行が要求する可能性がある資産分離要件を満たすため、顧客ごとに個別のウォレットを作成しているという。

今のところ、取引可能なのはビットコインとイーサリアムに限定されているが、アントゥネス氏によると、顧客の要望に沿って、新たな展開も視野に入れているという。

関連:ドイツ最大の州立銀行、仮想通貨調達・カストディサービスを提供へ
関連:ECB「銀行のように振る舞う仮想通貨企業は同様の規制を受ける」と発言

参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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