USDC発行元「サークル社」、株式上場を秘密裏に申請

目次

株式上場で、王者テザーを打倒できるか

ステーブルコイン「USDC」の発行元企業「サークル・インターネット・ファイナンシャル(以下サークル社)」は11日、米国証券取引委員会(SEC)に対し、同社株式の新規株式公開(IPO)を内密に申請したとプレスリリースで発表した。

関連:仮想通貨USDCとは?特徴や将来性、USDTとの違いなどをわかりやすく解説

ステーブルコイン会社Circleが米国IPOを極秘申請

公募株式数および公募価格は未定で、新規株式公開はSECの審査手続き完了後、市場その他の状況次第で実施されるとのこと。

本発表は、証券法の規則に基づき行われたものだ。

サークル社は、ステーブルコイン「USDC」の発行元企業だ。CoinMarketCapによると、USDCの時価総額は約250億ドル(約3.6兆円)で、USDT(テザー)の946億ドル(約14兆円)に次いで2番目に大きなステーブルコインだ。全体では7番目に大きな仮想通貨である。

ロイター通信によると、同社は2022年に評価額90億ドル(約1.3兆円)で、特別目的買収会社を通じた株式公開を行う予定だったが同年12月に頓挫した。同社CEOのジェレミー・アレール氏は当時、提案された取引が「時機を逸した」ことは残念だが、同社はまだ株式公開するつもりだと述べていた。

サークル社は、昨年8月にステーブルコイン事業強化のために大規模な組織再編を行っていた。

関連:コインベースとサークル社が連携強化|Centreは解散

参考文献

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

コメントはこちら(コメントいただいた方の中から毎週3名様に1000円分のUSDTプレゼント)

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次