米大手シグナチャー銀行、社長交代|現COOが3月1日に就任予定

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米大手シグナチャー銀行は16日、社長交代を発表|現COOのEric Howell氏が3月1日に就任予定

米大手商業銀行Signature Bank(以下、シグナチャー銀行と表記)は16日、プレスリリースにて、3/1に社長交代を行うことを公表した。現COO(最高執行責任者)のEric Howell氏が新社長に就任する。

シグナチャー銀行は、ニューヨーク州を中心にサービスを展開する商業銀行である。仮想通貨顧客に好意的な銀行としても知られている。同行はブロックチェーンを基盤にしたデジタル決済プラットフォーム「Signet」を開発し、顧客に米ドル建てのリアルタイム決済サービスを提供することが可能になった。

米国の公的機関もSignetを支持している。米ニューヨーク州金融サービス局(DFS)は2018年末にSignetの使用を許可した。また、米国連邦預金保険公社(FDIC)は同公社の保険を用い、同プラットフォームに預け入れられた資金を保証している。

直近では、シグナチャー銀行が提携関係にあった世界最大手の仮想通貨取引所バイナンスに対し、顧客による10万ドル以下の米ドル送金について中断を決定したことが話題となっていた。

プレスリリースによると、新社長Howell氏はCEO(代表執行社長)の役職も兼任するとのことだ。同行の共同創設者であり現CEOのJoseph DePaolo氏は、シニアアドバイザー兼CEOの役職として取締役を継続する。

新社長Howell氏は、2013年に監査役として入行した。今回の人事異動は、取締役会で長年コミットされている「特徴的なビジネスモデルの継続成長と差別化」を保証するためのものである。

関連:バイナンス、10万ドル以下の米ドル銀行送金を中断へ

参考文献

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