コインチェック、日本でのUSDC普及に向け米サークル社と提携

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実現すれば、より安定した仮想通貨取引が可能に

日本有数の暗号資産(仮想通貨)取引所「Coincheck(コインチェック)」は27日、日本市場におけるステーブルコイン「USDC」へのアクセスの拡大を目的としてその発行企業「Circle(サークル)」社(本社:米国)と提携したと発表した。

USDCは、流動性の高い現金および現金同等資産に100%裏付けられている仮想通貨として、米ドルと1対1で交換することができる。コインゲッコーによると、時価総額は284億米ドル(約4.2兆円)に達し、1位のUSDTについて2番目の大きいステーブルコインとなっている。

USDCの時価総額業界第2位
出典:CoinGecko

一定のステーブルコインは日本において、2023年6月1日施行の改正資金決済法において電子決済手段として位置付けられ、発行および流通が可能となった。USDCについては資金決済法に基づき電子決済手段等取引業者による国内での取扱いが認められることにより電子決済手段として位置付けられる。

プレスリリースによると、コインチェックによるUSDCの取り扱いは、資金決済法に基づき電子決済手段等取引業の登録を取得することが条件となる。

コインチェック代表取締役社長執行役員 蓮尾 聡 氏はプレスリリースで次のように述べた。

「サークル社が発行・運営しているUSDCの取扱い開始に向けて、同社と協働できることを大変嬉しく思っております。国内暗号資産ユーザーのステーブルコイン取扱いへの期待は高いものと認識しており、ステーブルコインは、仮想通貨やNFTの売買取引における決済通貨としての使用が見込まれる上、仮想通貨の流動性やNFTの売買高の増加に繋がることが期待されます。」

「ステーブルコインのなかでも質の高い米ドル建て準備資産に裏付けされ、各国の規制にも準拠するUSDCの取扱いに向けて一歩を踏み出せることは、当社ならびに当社のお客様にとって大きな意味を持つものと考えます。」

関連:SBIがサークルと提携│電子マネー乱立からステーブルコイン競争へ
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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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