アニモカブランズ、海外発プロジェクトの日本展開を支援へ

目次

世界で人気のプロジェクトを日本へ輸入

暗号資産(仮想通貨)に特化したベンチャーキャピタル「Animoca Brands(アニモカブランズ)」の日本子会社「Animoca Brands Japan(アニモカブランズ・ジャパン)」は1日、海外発Web3プロジェクトの日本展開を支援する事業を開始したと発表した。

関連:KDDI、アニモカブランズと連携|Web3事業を強化へ

日本のWeb3市場は、Web3と親和性が高いとされるアニメやマンガ、ゲームなど日本独自のエンタメ文化が根付いているため、海外から注目を集めている一方で、日本独自の法律や商慣習、言語の壁など海外の企業・プロジェクトが参入しにくいことが課題となっている。

アニモカブランズ・ジャパンは、日本の知的財産(IP:Intellectual Property)ホルダーのWeb3分野における世界展開を支援をしてきた。また、最近では2024年3月にはWeb3分野での事業連携の一環として、アニモカブランズ・ジャパンの支援のもとブロックチェーンゲーム「PHANTOM GALAXIES」のNFTをNFTマーケットプレイス「αU market」での販売を実施した。

このように、これまでの事業で培ってきたノウハウを活かし、日本におけるNFTの販売やそれに関わるマーケティングなど海外企業・プロジェクトのWeb3活用を支援する事業を開始することで、Web3領域において日本と世界を繋ぐ架け橋としての役割を担っていきたいとしている。

関連:サウジ政府系ファンド、アニモカブランズに81億円の出資提案

まずは世界150カ国でプレイされるBCGの日本展開を支援

本事業の一環として、世界150カ国でプレイされているブロックチェーンゲーム「Nine Chronicles M(ナインクロニクルズ エム)」内で利用できるNFT「De: Centralized Cat (D:CC)」を、2024年4月3日よりCoincheck NFTにて販売することも併せて発表した。

「ナイン クロニクルズ エム」の公式トレーラー
出典:YouTube

このゲームは、複数のプレイヤー同士で協力や妨害をし合い、コミュニケーションをとりながらプレイできるRPGゲーム(MMORPG)だ。

ゲーム内のアイテムとしてNFTが活用されており、NFTはゲーム内で使用できるほか、暗号資産(仮想通貨)やゲーム内で利用できる独自トークンと交換することが可能。今回販売する「De: Centralized Cat (D:CC)」は、保有することで、ゲームのアカウントプロフィール画像や、使用するキャラクターのアバターとして利用できるほか、本NFTをゲーム内にロックアップすることで独自トークンを獲得できる。

関連:三井物産、Animoca Brandsと資本業務提携

参考文献

最新情報を逃さないために、GoogleニュースでJinaCoinをフォローしよう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

コメントはこちら(コメントいただいた方の中から毎週3名様に1000円分のUSDTプレゼント)

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次