コインベース、USDTからUSDCへのコンバート機能リリース

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米大手仮想通貨取引所コインベース、USDT(テザーコイン)からUSDC(USDコイン)へのコンバート機能をリリース

米大手仮想通貨取引所「Coinbase(コインベース)」は8日、USDT(テザーコイン)からUSDC(USDコイン)へのコンバート機能をリリースした。なお、コンバート機能は手数料無料で利用可能である。

Switch to a trusted stablecoin: USD Coin (USDC). Now convert Tether (USDT) to USDC with zero fees.

https://twitter.com/coinbase/status/1600997059770736641

信頼できるステーブルコインであるUSD Coin(USDC)に切り替えましょう。テザーコイン(USDT) を手数料無料でUSDCにコンバートしましょう。

米ドルに裏打ちされたステーブルコイン「USDC」は、米国企業のCoinbase社とCircle社が共同設立した「CENTRE」により2018年から発行・運営されている。

Coinbase社プレスリリースでは、USDCの安全性について以下のようにまとめられている。

USDC is unique in that it’s 100% backed by cash and short-dated U.S. treasuries held in U.S. regulated financial institutions. It’s always redeemable 1:1 for U.S. dollars. Customers are calling for transparency, and USDC delivers via monthly attestations by Grant Thornton LLP, one of America’s largest audit, tax, and advisory firms.

https://www.coinbase.com/blog/switch-to-the-trusted-and-reputable-digital-dollar-usdc

USDCは、米国の規制金融機関が保有する準備金と米短期国債に100%裏打ちされているという点でユニークです。 常に1対1で米ドルに換金できます。顧客は透明性を求めており、USDCは、米国最大の監査・会計・アドバイザリーファーム「Grant Thornton LLP」による毎月の認証を通過して発行されています。

今回の件で浮き彫りとなったのは、USDCの信頼性よりもむしろテザーコイン(USDT)の安全性に対する不安だ。

現在テザーコイン(USDT)を保有しているユーザーは、今回の件を判断材料にし、資産運用を進めてもらいたい。

関連USDCとは?特徴や将来性を解説
関連USDT、USDC、BUSDの違いとそれぞれの特徴を解説
関連USDT創設者、準備金の証拠非公開にまつわる懸念に反論

参考文献

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この記事を書いた人

斎藤 俊介のアバター 斎藤 俊介 ライター・ディレクター

2021年に下位アルトコインのノード運用とNFT投資から仮想通貨の世界に入り、2022年より暗号資産(仮想通貨)ライター職に従事。2022年11月からJinaCoinに参加し、現在ライター・ディレクターを兼務。ブルーチップNFT「MAYC」のホルダーになるのが目標。

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米大手仮想通貨取引所コインベース、USDT(テザーコイン)からUSDC(USDコイン)へのコンバート機能をリリース

米大手仮想通貨取引所「Coinbase(コインベース)」は8日、USDT(テザーコイン)からUSDC(USDコイン)へのコンバート機能をリリースした。なお、コンバート機能は手数料無料で利用可能である。

Switch to a trusted stablecoin: USD Coin (USDC). Now convert Tether (USDT) to USDC with zero fees.

https://twitter.com/coinbase/status/1600997059770736641

信頼できるステーブルコインであるUSD Coin(USDC)に切り替えましょう。テザーコイン(USDT) を手数料無料でUSDCにコンバートしましょう。

米ドルに裏打ちされたステーブルコイン「USDC」は、米国企業のCoinbase社とCircle社が共同設立した「CENTRE」により2018年から発行・運営されている。

Coinbase社プレスリリースでは、USDCの安全性について以下のようにまとめられている。

USDC is unique in that it’s 100% backed by cash and short-dated U.S. treasuries held in U.S. regulated financial institutions. It’s always redeemable 1:1 for U.S. dollars. Customers are calling for transparency, and USDC delivers via monthly attestations by Grant Thornton LLP, one of America’s largest audit, tax, and advisory firms.

https://www.coinbase.com/blog/switch-to-the-trusted-and-reputable-digital-dollar-usdc

USDCは、米国の規制金融機関が保有する準備金と米短期国債に100%裏打ちされているという点でユニークです。 常に1対1で米ドルに換金できます。顧客は透明性を求めており、USDCは、米国最大の監査・会計・アドバイザリーファーム「Grant Thornton LLP」による毎月の認証を通過して発行されています。

今回の件で浮き彫りとなったのは、USDCの信頼性よりもむしろテザーコイン(USDT)の安全性に対する不安だ。

現在テザーコイン(USDT)を保有しているユーザーは、今回の件を判断材料にし、資産運用を進めてもらいたい。

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この記事を書いた人

水澤 誉往のアバター 水澤 誉往 代表取締役/仮想通貨投資家

株式会社jaybe 代表取締役。香川県三豊市出身。2010年4月、株式会社一誠社入社。2011年よりFX取引を開始。2016年3月30日、bitFlyer代表取締役社長・加納裕三氏が出演する動画で仮想通貨に興味を持ち、 1BTC価格47,180円で0.02BTCを購入したことが仮想通貨投資の始まり。2017年11月、仮想通貨投資で身に付けた知識・経験を活かし、自身初のブログ「次男坊の仮想通貨な日」を立ち上げ。2018年4月、JinaCoinの前身である「ジナキャッシュ」開設。2019年10月、収益の安定化に成功し、株式会社一誠社を退職、個人事業主として独立。2020年6月、事業拡大に伴い、株式会社jaybe(法人番号:7470001018079)を創業。
2023年、メディアの名称を「JinaCoin」に変更。月間15万PVを超える仮想通貨情報メディアに成長させる。現在は仮想通貨投資を行う傍ら、仮想通貨の普及活動やマーケットリサーチ等を行なっている。2024年6月、一般社団法人 日本クリプトコイン協会の「暗号通貨認定アドバイザー」資格を取得。仮想通貨投資活動:現物保有・デリバティブ取引・DeFi運用・エアドロップ活動。好きな銘柄:ビットコイン。著書:海外FXのはじめ方完全ガイド。WEB取材:凄腕FXトレーダーへインタビュ ー!vol.8=TitanFX。趣味:投資全般・SEO・読書

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