BitMEX共同設立者、ドル流動性上昇によるBTC急騰を予測

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過剰流動性相場が続く限り、ビットコインの価格も上昇し続けるかも

暗号資産(仮想通貨)取引所「BitMEX(ビットメックス)」の共同設立者 アーサー・ヘイズ氏は、米ドルのリバースレポ取引(RRP)と米国財務省が保有する現金(TGA)の残高増加を理由に、ビットコインの価格が上昇する可能性が高いことを示唆した。

しっかりと足を運んで、バッド・ガール・イエレン氏が金融資産の積み上げにどのように忙しいかを観察してください。気を散らさないでください。$ の流動性は増加しており、 $BTCも上昇します。これは純RRPとTGA残高の変化のチャートです。

リバースレポ(RRP)とは

中央銀行が金融機関から有価証券を担保に、現金を貸し出す取引のこと。

金融機関(=市場)に資金を供給し市場に現金を供給する効果があるため、金融緩和を行う際に中央銀行が用いる手段の一つでもある。

米国財務省が保有する現金(TGA)とは

財務省一般口座(Treasury General Account)の略称で、政府の預金口座のこと。政府は、税収や国債発行代金などをTGAに預け入れる。

金融緩和を行う際に、中央銀行はTGAから現金を借り入れ、それを原資に「TGAレポ」と呼ばれるリバースレポ取引を行うことで、金融機関(=市場)に資金を供給することができる。

添付のチャートはヘイズ氏が独自に作成したインデックスで、RRPとTGAの残高の純増減を示す。この画像によれば、RRPが650億ドル(約9.7兆円)、TGAが350億ドル(約5.2兆円)で、11月以降1060億ドル(約15兆円)もの大幅なドル流動性の急増があったことを示している。

同じく11月以降、ビットコインの価格は上昇し続けているため、ヘイズ氏はドル流動性が上昇し続ける限り、ビットコインの価格も上昇し続けることを示唆している。

アーサー・ヘイズ氏は、かつて世界最大の出来高を誇った仮想通貨取引所「BitMEX」の共同設立者・元CEOだ。今ではメジャーな永久先物「Perpetual Contract」の考案者の一人でもある。BitMEXは2020年10月に米国商品先物取引委員会(CFTC)と金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)から、無許可で米国人にデリバティブ取引を提供したことやAML(資金洗浄対策)を怠りイランなどへの米国が制裁中の国に資金を提供したなどとして起訴されたが、その後1億ドル(約150億円)を支払いを和解した。当時CEOであったヘイズ氏もその首謀者として米国司法省から起訴されたが、その後1000万ドル(約15億円)を支払い和解した。

参考文献

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