Astar Network、総供給量の5%をバーン|過去24時間で7%以上高騰

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本来の目的に使われなくなった3.5億ASTR(約42億円相当)をバーン

レイヤー2「Astar Network(アスター・ネットワーク)」は、総供給量の5%にあたる3.5億ASTR(約42億円相当)をバーン(※)する提案を可決した。この影響かASTRの価格は過去24時間で7%以上、過去14日間で15%以上高騰している。

バーンとは

「burn(焼却)」からきた暗号資産(仮想通貨)の専門用語。

誰も秘密鍵を知らないアドレスにを送ること(=誰もアクセスできない)で、送付した仮想通貨を2度と使えないようにすること。総供給量から取り除かれるため、一般的に希少性を高めることができる。

本記事執筆時点のASTRの価格
出典:CoinMarketCap

アスター及び関連技術をサポートする「アスター財団」によって6月25日(日本時間)に提案され、7月2日24時(日本時間)をもって賛成多数により可決された。

この提案は、ポルカドットのパラチェーンの1つとしてローンチした際に、パラチェーン・オークション向けに割り当てられていた3.5億ASTR(約42億円相当)をバーンしようというものだ。

これらのトークンは本来パラチェーンスロットの獲得と維持に必要なクラウドローンキャンペーンへのコミュニティの支援と参加を奨励することで、ポルカドット上のネットワークの地位を確保することを目的として保有されていたが、ポルカドットの開発方針が変わり「Agile Coretime」が導入されたことで、当初の目的には使われないことになった。

バーンは総供給量をを減らし、希少性を高めるため、一般的に強気なイベントと考えられている。過去には「Floki」「Terra」「XLM」などがバーンを行い数十%の価格上昇を招いた。

アスターは、日本初のブロックチェーンプロジェクトとして、NTTデータやJR九州、ソニー子会社などと提携しエコシステムの活性化を図ってきたが、トークン価格は低迷している。

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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