Suiチェーン上に構築された分散型取引所、総供給量の13%をエアドロップへ
分散型取引所「Bluefin(ブルーフィン)」は28日、7月にガバナンストークン「BLUE」をローンチすると発表した。総供給量の13%がエアドロップに割り当てられる。
Bluefin Foundation による BLUE のご紹介。
ブルーフィンは、レイヤー1ブロックチェーン「Sui(スイ)」上に構築された分散型取引所(DEX)だ。現在はパーペチュアル先物取引のみを提供しているが、将来的には現物取引やスワップ取引などが実装される予定だ。
暗号資産(仮想通貨)特化のベンチャーキャピタルとしては世界有数の規模を誇る「ポリチェーン・キャピタル」、2兆円規模の欧州著名投資会社「ブレバンハワード」傘下の仮想通貨投資ファンドなどからの資金調達に成功しており、業界からの期待も熱い。
詳しくは以下の記事を参照されたい。
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発表によると、「BLUE」の総供給量は10億BLUEで、Suiブロックチェーン上で発行される。総供給量の20%がコア開発者、28%がベンチャーキャピタルなどの初期投資家、残りの52%がエアドロップやコミュニティ基金に割り当てられ、それぞれロックアップ期間がある。
BLUE保有者は、プロトコルのアップグレード、料金体系、資産リストなどの重要な決定について投票権を持つことができる。
エアドロップへの割当は13%で、そのうち8%はプロジェクトの初期段階からブルーフィンに触れたユーザー(おそらくポイントプログラム参加者)に割り当てられ、5%はブルーフィン・リーグおよび各種パートナーに配布される。
分散型取引所「Aevo」プレローンチ市場によると、BLUEの現在価格は0.338ドルで、これをもとに時価総額を計算すると約3.3億ドル(約531億円)となる。これは全仮想通貨の時価総額ランキングで164番目付近で、「Manta Network」「Terra」と同じぐらいだ。