Binance Labs、Web3ゲーム開発企業GOMBLE社に出資

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Binance Labs、ブロックチェーンベースのカジュアルゲームを開発する韓国GOMBLE社に出資

大手暗号資産(仮想通貨)取引所「Binance(バイナンス)」の投資部門である「Binance Labs(バイナンス・ラボ)は20日、韓国のカジュアルモバイルゲーム開発会社「GOMBLE」社のシードラウンドに投資することを決定したとBinance公式ブログで明らかにした。

シードラウンドとは

シードラウンドとは、ベンチャー企業が起業前後段階(シード=種の時期)に行う資金調達のことである。会社の成長とともに追加で資金調達する場合は、エンジェル、シード、シードA、シードB・・・と続き、調達金額は少額から高額となっていくのが一般的。

 Web2領域では、近年、様々なスキルレベルのプレイヤーにとって親しみやすく楽しいゲームプレイを特徴とする「カジュアルゲーム」の需要が高まっている。市場調査会社のStatistaによると、 2027年には249.7億ドルの市場規模に達すると予測されて おり、Web3のカジュアルゲームも大きな成長の可能性を持っていると言える。日本におけるカジュアルゲームは、「ポケモンGO」や「ディズニーツムツムツム」、「ピクミンブルーム」があげられる。

画像出典:各ゲームのGoogle Play(LINE:ディズニー ツムツム,Pikmin Bloom,Pokémon GO

GOMBLE社は、今回の資金調達で、世界中のカジュアルゲーマーが持続可能な報酬メカニズムを持つブロックチェーンゲームを開発することを目指しており、2023年第2四半期に最初のゲーム「RumbyStars」をリリースし、その後、北米、南米、東アジア、欧州に展開する予定だ。また、既存のNFTやGameFiプロジェクトがRumbyStarsに参加し、カスタマイズされたNFTやゲームを作成できるような社会インフラとGaaSプラットフォームであるRumbyWorldの構築をさらに進めていくとのこと。

発表直前、Rumby Starsは公式Twitterを開設。デモ動画を公開した。

Binance Labsの代表であるYi He氏は、次のようにコメントしている。(太字の部分をご覧いただきたい)

ブロックチェーンゲームは、”稼ぐ “という概念から、何十億人ものゲーマーの心を真に捉えるもの、すなわちエンターテインメント性の高いゲームプレイに移行する必要があります。GOMBLEの経験豊富なチームと、柔軟なガバナンスを備えた魅力的でソーシャルかつ持続可能なブロックチェーンゲームの構築に注力することで、既存のカジュアルゲーマーにWeb3の価値を提供し、BNB Chainのエコシステムに新しいユーザーを迎え入れる道筋を提供します。”

Binance Blog

今回のBinanceの投資がうまくいけば、BNBの価値は上昇やエアドロップを期待できるのではないだろうか。

参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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