新たなKYC不要のベッティング体験を提供するプラットフォーム
スポーツベッティングおよび予測市場向けのデジタル金融(DeFi)プラットフォーム「Bitcoin Betting(ビットコイン・ベッティング)」は9日、KYC(本人確認 / Know Your Customer)不要のDeFiアプリをリリースした。
このアプリは、スポーツベッティングと予測市場向けに設計され、イーサリアムブロックチェーン上で動作する。即時出金が可能で、個人情報はDeFiウォレットを通じて管理される。プライバシーを重視し、高い限度額と優れたオッズを求めるセミプロスポーツベッターをターゲットにしている。
このプラットフォームでは、ビットコイン(WBTC)、イーサリアムおよびUSDCを使用し、以下のような世界中の主要リーグやイベントにベットできる:
- フットボール:NCAA、NFL、カナディアンフットボール
- テニス:ATPチャレンジャー(バート・ヴァルタースドルフ、コロンバス)、ITF女子トゥクマン
- バスケットボール:NBA、HFL
- ゴルフ
- バレーボール
- eスポーツ
- 野球
- ホッケー
- ボクシング
主な特徴は下記のとおり:
- KYC不要:ユーザーは身元確認を行う必要がなく、プライバシーが保護される。
- 即時出金:預け入れた資金はイーサリアムブロックチェーンを利用して即座に引き出せる。
- 高いセキュリティ:プラットフォームはIPFS(インタープラネタリー・ファイル・システム)上でホストされており、検閲やシャットダウンのリスクから守られている。資金はスマートコントラクトで安全に保持され、ユーザーは完全に自分の資金をコントロールできる。
ユーザーエクスペリエンスは、クライアントのブラウザ内で直接動作するサーバーレスインターフェースによって向上しており、初心者でも使いやすく、上級者はAPIを利用して複雑な取引を行うことも可能だ。
また、信頼できるユーザーベースを維持するため、ビットコイン・ベッティングでは招待制を採用している。しかし、執筆時点では公式サイトで招待コードが発行できない事象が発生しているようだ。公式サイトの復旧を待たずにすぐにベットしたい方は、招待コード「BITBETTING0101」を入力すればアカウントを開設できるので、ぜひ活用してほしい。
KYCは顧客の身元を確認し、不正行為を防ぐための手続きだが、ビットコイン・ベッティングではこれらの手続きを避けることで、自由で快適なベッティング体験を提供している。すべての取引はブロックチェーン上で公開され、取引履歴は「ブロックエクスプローラー」を通じて追跡可能だ。
最近、「ポリマーケット」や「ドリフト」などの予測市場が盛り上がる中、ビットコイン・ベッティングはKYC不要で手軽に参加できる点が大きな利点となっている。特にプライバシーを重視するユーザーにとって、煩わしい手続きに時間を取られず、瞬時にベッティングを開始できるのは、他のプラットフォームとの明確な差別化要因である。
現在、早期アクセス者限定で手数料割引の特典が用意されているとのことだ。この機会にぜひビットコイン・ベッティングのアプリを試して、スリリングなベッティング体験を楽しんでほしい。
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情報ソース:公式X / BitcoinBetting
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