Blast基盤の取引所「Monoswap」、ハッキングされ約130万ドル流出

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イーサリアムのレイヤー2「Blast」上でハッキング事件、被害額は約2億円

イーサリアムのレイヤー2「Blast(ブラスト)」上に構築された分散型取引所「Monoswap(モノスワップ)」が25日、ハッキングを受け、流動性の大半を盗まれた。

ブロックチェーンセキュリティ企業「Cyvers(サイバーズ)」によると、盗まれた仮想通貨は約130万ドル(約2億円)相当にのぼる。

🚨警告: MonoSwap がハッキングされました。現時点では、当社のファーミング プールに流動性やステークを追加しないでください。
ポジションを保有している場合は、資金の損失を避けるためにすぐに撤退してください。
昨日、当社の開発者の一人がフィッシング アプリをインストールし、VC を装った詐欺師との通話に参加しました。

公式の発表によると、原因は開発チームの一人がフィッシングアプリをインストールし、ベンチャーキャピタルのふりをしたハッカーと通話を開始したことで、これによりモノスワップ関連のウォレットへのアクセス権限と、プロトコルの管理者権限がハッキングされた。その後、ハッカーはステークされた流動性ポジションの大半を引き出したという。

サイバーズによると、現在ハッカーは盗んだ仮想通貨をミキシングサービス「トルネードキャッシュ」に送金し、マネーロンダリングを行っている。

公式は流動性の追加やステーキングをしないよう呼びかけている。

(2024年7月25日1時46分 Monoswapのポストが更新されたため、新しいものに差し替えました)

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参考文献

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