コインチェック、今年9月までにナスダック上場完了を目指す

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日本有数の仮想通貨取引所「コインチェック」、今年9月までにナスダックへの上場を目指す

日本有数の暗号資産(仮想通貨)取引所「コインチェック」が、SPAC(特別買収目的会社)との合併によるナスダック上場を今年第2四半期または第3四半期までに完了させる計画であることがわかった。8日、同社と提携しているサンダーブリッジ・キャピタル・パートナーズ(以下サンダーブリッジ)が明らかにした。

SPACとは

Special Purpose Acquisition Companyの略。スパックと読む。

未公開の企業を合併・買収することだけを目的に設立し、証券取引所に上場している。上場するときに市場から資金を調達し、未公開企業はSPACとの合併を通じて株式を公開する。

上場を目指す企業にとっては審査が厳しい新規株式公開(IPO)よりも、SPACの活用は迅速に資金を調達できる点などから、近年SPACを通じた上場が相次いでいる。

参考:日本経済新聞

発表によると、サンダーブリッジは合併に必要な書類の1つ「Form F-4」を米国証券取引委員会(SEC)に提出した。同社はコインチェックのSPACの「サンダーブリッジ・キャピタル・パートナーズIV」との合併によるナスダックへの上場が今年第2四半期か第3四半期までに完了すると予想している。

コインチェックのナスダックへの上場は2022年に発表され、同年中に完了する予定であったが、延期に次ぐ延期を重ねている。

合併が完了すると、ナスダック取引所の中でも最上位の市場「ナスダック・グローバル・セレクト・マーケット」にティッカーシンボル「CNCK」として上場される予定だ。同市場には米国で上場している唯一の仮想通貨取引所「Coinbase(コインベース)」が上場している。

当のコインチェックは、このような発表は現在までに出していないものの、これまで非公開としていた登録申請書類のドラフトを公表することにしたというプレスリリースを8日に出した。同社は登録申請書類を公表することが「米国証券取引委員会(SEC)による登録申請書類の承認、すなわち上場の可能性が高まったことを意味するものではない」と述べた。

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参考文献

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