LINE、Crypto.comと提携|仮想通貨ビジネスで協力

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なぜCrypto.comを選んだのは不明

ソフトバンクグループ傘下「LINE」の暗号資産(仮想通貨)部門「LINE Xenesis」は26日、仮想通貨取引所「Crypto.com」と、仮想通貨分野において、ともにグローバルで新規ビジネスを開拓していくために、覚書を締結したと発表した。

https://twitter.com/cryptocom/status/1684010069481099264?s=20

今回の覚書提携の目的について、Crypto.comとLINE Xenesisは、LINE Xenesisの持つ仮想通貨交換業ライセンスを通して仮想通貨の提供を強化すると同時に、アジア太平洋地域および世界の仮想通貨業界全体に影響を及ぼすイノベーションの最前線を共同で確立するための基盤を構築するとしている。

将来的には、仮想通貨決済機能やNFT統合の強化、LINE Xenesisの地域および世界規模のアフィリエイトネットワークと、カスタマイズされたCrypto.comテクノロジー、プラットフォーム、製品開発能力を連携させるなど、追加の仮想通貨およびブロックチェーンテクノロジーのビジネスソリューションをさらに検討していくとのこと。

LINE Xenesisは、2018年にLINE社内に設立された「LINE Blockchain Lab」を前身とするLINE社の仮想通貨部門だ。独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」(現:Finschia)を開発し、それをベースとした独自暗号資産「LINK」(現:FINSCHIA)の発行や、仮想通貨取引所「LINE BITMAX」、NFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」の運営など、LINEグループ全体でさまざまなブロックチェーン関連の事業を展開している。

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LINE Xenesis 代表取締役社長CEO 林 仁奎(イム・インギュ)氏は、次のように述べた。

「暗号資産業界の世界的リーディングカンパニーと今回協力できることを嬉しく思います。世界中で8,000万人のユーザーを誇るCrypto.comとLINEのブロックチェーン事業が融合したときにどのようなシナジーが起こるかいまから楽しみです。両社が持つ技術や知識を結集し、まずは日本市場での連携を皮切りにアジアを中心としたグローバルで新たなビジネス開拓に向け協力していきます。」

Crypto.com 最高執行責任者 Eric Anziani(エリック・アンツィアーニ)氏は、次のように述べた。

「日本、台湾、タイ、インドネシアにおいて多くのユーザーを持つLINEの子会社であり、日本のブロックチェーン技術をリードするLINE Xenesisと協力できることを嬉しく思います。現実世界のユーティリティを有効にすることは、”暗号資産の主流化”という私たちのミッションにとってとても重要なことです。LINE Xenesisとの提携を通して、アジア太平洋諸国にわたって高度なテクノロジーに精通した両社の専門知識を活かすことで、ユーティリティを向上させていきます。」

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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