OKXのシンガポール法人、現地規制当局のライセンスを取得

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OKX、シンガポールのMPIライセンスを取得|元MAS職員を地域CEOに任命

海外大手仮想通貨取引所「OKX」は2日、同取引所のシンガポール法人が現地規制当局からの「MPI(フルメジャーペイメントインスティテューション)ライセンス」を取得したことを発表。元MAS(シンガポール金融管理局)職員であったグレイシー・リン氏を地域部門のCEOに任命した旨を公式Xにて投稿した。

今回のシンガポールMPIライセンスを取得したことにより、OKXは国内顧客向けのスポット(現物)取引のほか、ステーブルコインをはじめとしたデジタル決済トークンへの対応や国境を超えた送金サービスの提供が可能となった。

新たにCEOとして任命されたグレイシー・リン氏はMAS以前、国営ファンドである「GIC」やライドシェア大手である「Grab」で務めた経験を持つ人物だ。今後は現地部門のCEOとして、シンガポール投資家のニーズにあった暗号資産製品やサービス開発に注力していくと語っている。

さらにリン氏はOKX公式サイト上にて、「安全でシームレスな方法でシンガポールの顧客をオンチェーンの世界と結びつけることができるよう、私たちは十分な準備が整っている自信があります」とも述べている。OKXはリン氏の持つ経験や知識を活用し、シンガポール市場に本格参入して現地顧客の取り込みに注力していく予定だ。

なお、OKXは2024年1月にはドバイで「VASPライセンス」を取得。さらに同年3月にはシンガポール金融管理局(MAS)より、デジタル資産ライセンスの原則上の承認を得ている。今回長年のグローバル戦略で重要視してきたシンガポールでの認可を得られた点は、OKXにとっても事業拡大の大きな足掛かりとなっただろう。

関連記事:OKX、ドバイで仮想通貨取引所ライセンスを取得|運営開始はまだ

情報ソース:OKX公式サイト / OKX公式X

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この記事を書いた人

仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。

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