Stacksの大型アップデート「Nakamoto」、10月29日に正式実装予定

Stacksの大型アップデート「nakamoto」、10月29日に正式実装予定
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Stacks Foundation公式サイトでは実装までのカウントダウンがスタート

ビットコインのレイヤー2ソリューション「Stacks(スタックス)」は18日、大型アップデート「Nakamoto」の正式実装が10月29日になる予定であることを発表した。

「Nakamoto」はスタックス上の取引処理をより高速化することを目的としたアップデートだ。具体的には、ブロック生成プロセスをビットコインのブロック生成から切り離す作業が行われる。これまでビットコインのブロック生成タイミングに依存していたスタックスだが、今回のアップデートにより独自のブロック生成方法が導入される。

Stacks Foundationの公式Xによると、「Nakamoto」の実装はビットコインブロックの867,867番目で確定されるという。このブロック生成は、2024年10月29日に発生する見込みである。この日は偶然にもビットコインのホワイトペーパーが発行されてから15周年を迎える直前にあたるとのことだ。

「Nakamoto」の実装により、スタックスはビットコインのセキュリティを活かしつつ、より柔軟かつ迅速な取引処理を可能にしたネットワークへと進化を遂げる。この進化は、スタックスを中心としたビットコインエコシステムに新たな可能性をもたらし、将来的なブロックチェーン技術の発展にも影響するだろう。

なお、スタックスのネイティブトークン「STX」は、今回の発表を受けて執筆時点で約286円と、前日比で4.19%の上昇を見せている。ネットワーク性能向上に伴う価値上昇への期待感から、投資家からも高い関心が寄せられている状況だ。

STXの価格推移
出典:CoinMarketCap

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情報ソース:Stacks Foundation公式X / Stacks Foundation公式サイト / CoinMarketCap

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この記事を書いた人

仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。

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