Worldcoin(ワールドコイン)、公式トークンリリース

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ChatGPT並みの成功を収めるか

ChatGPTを開発するOpenAiのCEOであるSam Altman氏によって創設された暗号資産(仮想通貨)「Worldcoin(ワールドコイン)」は24日、公式トークン「WLD」をリリースしたと発表した。

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発表は以下の通り。

2023年7月24日

ワールドコインの紹介

3年以上前、私たちは皆が所有する新しいアイデンティティと金融ネットワークを構築するという野心を持ってワールドコインを設立しました。今日からロールアウトが始まります。 成功すれば、ワールドコインが経済的機会を大幅に増やし、個人情報を保護しながらオンラインでAIと人間を区別できる信頼できるソリューションを拡張し、グローバル民主的プロセスを可能にし、結局AIが支援するUBIに潜在的な道を示すことができると信じている。 ワールドコインはプライバシーを守るデジタルアイデンティティ(World ID)と法律が許す限り、人間であることだけで受け取るデジタル通貨(WLD)で構成されている。 米国のようにルールがあまり明確でない場合には、より多くの人々が両方から恩恵を受けられるように措置を取ってほしい。 これで、最初のプロトコル互換ウォレットであるWorld Appをダウンロードし、シェアを予約することができます。 生体認証装置であるオーブに訪問した後、ワールドIDを受け取る。 これにより、あなたが完全にプライベートなままオンライン上で本物のユニークな人物であることを証明できます。 Orbsの世界的な配信が増加しているため、World Appとworldcoin.org で確認できる最も近いものと予約時間を見つけることができます。 ワールドコインは世界規模での提携の試みであり、その道のりは困難であり、結果は不確実です。 しかし、来るべき技術的繁栄を広く共有する新しい方法を見つけることは、私たちの時代における重要な課題です。 ぜひご参加ください。

アレックス·ブラニア&サム·アルトマン

また、同時に発表されたホワイトペーパーによると、WLDの総供給量は100億WLDで、75%がWorldcoinコミュニティに、9.8%が初期開発チームに、13.5%がTools for Humanityの投資家に割り当てられ、200万人を超える初期ユーザーに4,300万WLDが割り当てられるとのこと。

Worldcoinは、Y combinatorの元CEOで、現OpenAIのCEOサム・アルトマン氏と、物理学者のアレックス・ブレイニア氏が共同で立ち上げたプロジェクト。地球上のすべての人間がworldcoinという仮想通貨を手にし、ベーシックインカムを実現させるという野望を持っている。

Worldcoinは、プライバシーを保護するデジタルID「World ID」と、人間だけが受け取れるデジタル通貨「WLD」で構成されており、これらはイーサリアムのレイヤー2スケーリングソリューション「OP Mainnet」上に構築されている。

a16zやCoinbase Ventures、LinkedInの創業者Reid Hoffmanなど有名な投資家から評価額約1300億円(10億ドル)で、約30億円超(2500万ドル)調達している。

Orb
出典:Sam Altman氏のツイート

ユーザーは、生体認証装置「Orb」で自分の虹彩をスキャンし、WorldIDを発行すると、WLDをもらえる。同社CEOのサム・アルトマン氏によると、わざわざ生体認証を使ってIDを発行するのは、これから先の未来においてAI(人工知能)と人間を区別するためだという。

bybitでは、既に現物取引が開始されており、本記事執筆時点の価格は、2.8ドルで、高値は3.34ドル、安値は0.3ドルとなっており、最大88%急騰した。

BinanceやOKX、Huobiなども上場準備をしている。

本記事執筆時点のbybitにおける価格

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参考文献

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