分散型デリバティブ取引所「ZKX」、経済的問題でサービス終了へ

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Staknetを使った分散型デリバティブ取引所「ZKX」、経済的問題でサービスを終了、8月末までに資産を引き出すようユーザーに注意喚起

分散型デリバティブ取引所「ZKX」は30日、ユーザー参加率の低さ、運営コストをカバーする収益の不足、トークン価値の低下により、事業を停止すると発表した。

重要なお知らせ 30.07.24
大変残念ですが、ZKX プロトコルの廃止を発表しなければなりません。最善の努力にもかかわらず、プロトコルの経済的に実行可能な道筋を見つけることができませんでした。
(1)すべての市場は上場廃止となり、ポジションは決済され、すべての資金は各ユーザーの取引口座に返還されます。・・・

ZKXの創設者であるEduard Jubany Tur氏は、8月末にかけて段階的にZKXのサービスを終了すると発表した。また、既に全ての取引ペアが上場廃止されており、ポジションは決済され、ユーザー資金は返還されているとのことだ。運営は、8月末までに資金を引き出すよう注意喚起を行っている。

事業終了の原因は、取引量の大幅な減少により収益が激減し、クラウドサーバーの費用や従業員に支払う給与、マーケットメーカーに支払うリベートなどの運用コストが賄えなくなったからだという。

今年6月にローンチされたガバナンストークン「ZKX」はそのまま残り、権利確定と分配は予定通り行われる。ZKXはこのニュースを受け、ローンチ以来最安値を更新中だ。

ZKXは今年6月にFlowdesk、GCR、DeWhalesなどの投資家から760万ドル(約1.1億円)の資金調達を実施したばかりで、それからたった1ヶ月後の事業終了は計画倒産を疑わざるを得ない。

参考文献

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