テザー社、ウルグアイでマイニング事業を開始

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「持続可能なビットコイン」を目指す

世界最大のステーブルコインUSDTの発行者である「Tether(テザー)」は30日、南米ウルグアイにおいて、現地企業と共同で持続可能なビットコインマイニング事業を開始したと発表した。

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Tether社は、グローバルな技術リーダーになることを目標としており、この取り組みは、エネルギーの革新と暗号通貨の未来に対するTether社のコミットメントを示すものだとしている。現地企業の名前や出資額は明らかにされていない。

ビットコインマイニングを通じて、グリッドの安定化、余剰エネルギーの活用、エネルギー生産者の追加収入、雇用と経済成長の創出、技術進歩の促進など、電力グリッドに利益をもたらすとのこと。

Tether社の CTOであるPaolo Ardoino氏は、次のように述べている。

「Bitcoinとウルグアイの再生可能エネルギーの力を利用することで、Tether社は持続可能で責任あるBitcoinマイニングの道を切り開いています 」

「再生可能エネルギーへの揺るぎないコミットメントにより、ビットコインネットワークのセキュリティと整合性を維持しながら、私たちが採掘するすべてのビットコインが最小限のエコロジカルフットプリントを残すことを保証します。Tetherは、最先端技術、持続可能な実践、金融イノベーションを組み合わせた運動の先頭に立つことを誇りに思います。」

なぜウルグアイなのか?

ウルグアイの場所
出典:Google Map

Tetherによれば、ウルグアイは、風力発電や太陽光発電、水力発電を中心とした再生可能エネルギーによる発電量が94%占め、再生可能エネルギーの生産に理想的な条件を備えた場所である。また、政府・民間によるエネルギーインフラへの多額の投資により、ウルグアイは現代産業の需要を満たすことができる堅牢で信頼性の高い電力グリッドシステムを誇っている。

このように、ビットコインのマイニングを開始するための完璧な環境があり、効率的で持続可能なオペレーションが可能だからこそ、ウルグアイを選定したという。

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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