Aptos、Web3スマートフォン企業と提携し、新興市場を開拓

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低価格なスマートフォンを武器に、アプトスのエコシステム拡大を狙う

レイヤー1ブロックチェーン「Aptos(アプトス)」を開発する「アプトス財団」は15日、アフリカのWeb3企業「Jambo Technology(ジャンボ・テクノロジー)」との提携したと発表した。

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1/ Aptos Foundation と@JamboTechnologyは、新興市場における Web3 アクセスを強化するために協力しました。このパートナーシップの中心となるのは、現在 40 か国以上で利用できる JamboPhone です。

この提携の核となるのは、ジャンボ・テクノロジー社が販売するスマートフォン「ジャンボ・フォン」で、アフリカ、東南アジアラテンアメリカのユーザーがデジタル経済にアクセスできるように設計されており、価格は99ドルと手頃なものとなっている。

ジャンボ・フォンの外観
出典:Jambo Phone

既に40ヶ国以上で販売されているジャンボ・フォンは、アプトスに特化したウォレットである「ペトラ」や主要なアプトス互換ウォレットがプリインストールされ、アプトスのエコシステムにシームレスに統合されている。

ジャンボ・フォンには、ジャンボ・テクノロジー社が独自に提供する「Jambo App」が搭載されている。このアプリはアフリカ大陸の教育、銀行、娯楽を担うWeb3スーパーアプリを目指して作られており、DeFiやゲーム、ウォレット、ソーシャルスコアリングなど様々な機能がある。

アプトス財団はプレスリリースで、次のように述べた。

「このパートナーシップは、Jambo のデジタル インクルージョンへの取り組みと並行して、Aptos の革新的なブロックチェーン テクノロジーを活用することで、最も恩恵を受ける地域での Web3 アクセシビリティと教育を大幅に強化することを目的としています。」

ジャンボ・テクノロジー社は、2022年にシリーズAで3,000万ドル(約45億円)の資金調達に成功している。大手ベンチャーキャピタルの「パラダイム」をリード投資家として、パンテラ・キャピタル、米仮想通貨取引所「ジェミニ」などが参加した。

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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