ビットコイン、2025年末には45万ドル到達か=著名アナリスト

ビットコイン、2025年末には45万ドル到達か=著名アナリスト

テクニカル分析から、ビットコインの底値と最高値を示唆

Xフォロワー14.6万人を有する著名ビットコインアナリストAO氏は2つの視点からビットコインは現在が底値であり、2025年末には45万ドルまで到達するとXで指摘した。

一つ目の視点では過去の底値に着目し、過去と現在の共通点から現在は底値であり、今後45万ドルまで上昇することを予測している。

画像01:ビットコインアナリストAO「チャート01」

投稿では過去チャート(2014-2017と記載しているチャート)の2014年4月頃、2015年8月頃、2017年4月頃に価格が大きく下落した点を繋いだ曲線を2021年から現在のチャート(2022-2025と記載しているチャート)に反映させると、2021年6月頃、2022年12月頃、そして2024年8月頃(現在)の下落ポイントと重なる。
※チャートには「2022-2025」と記入されているが「2021-2025」が正しいと思われる

このことから現在が底値であり、2017年4月から約8か月で2千ドルから20万ドルへ上昇した上昇曲線が、今後のビットコインの値動きと仮定でき、45万ドルまで上昇すると予測している。

2つ目の視点はCN10YとWM2NSのカップリングデータにVI+(Positive Vortex Indicator)を適用した場合、VI+の底値からの反発とビットコインの上昇が一致しているというデータから現在が底値であるという分析だ。

  • VI+(Positive Vortex Indicator/ポジティブボルテックスインジケーター):
    VI+は価格の上昇動向を捉えるために使用される指標。
    一般的に価格の下落動向を捉えるVI-(Negative Vortex Indicator/ネガティブボルテックスインジケーター)と同時に利用され、相場の転換点を特定するために使われることが多い。
  • CN10Y:
    中国10年国債利回りの長期的な金利動向や経済の健康状態を示す指標。
  • WM2NS:
    アメリカの中央銀行Federal Reserve(FRB)が提供する経済指標のデータ(Federal Reserve Economic Data(FRED))の内、M2(エムツー)マネーストックの過去データやチャートのことを指す。
    M2は通貨供給量(マネーサプライ)の一種で、現金通貨や預金、個人向けMMF(マネー・マーケット・ファンド)などを含む指標。
画像02:ビットコインアナリストAO「チャート02」

このチャートではCN10YとWM2NSのカップリングデータを反映したVI+(緑テックチャート)が過去反発し上昇しているポイント(2013年、2017年、2021年)でビットコインも上昇している。

そして、現在のVI+は過去と同じ水準まで下がっていることから、現在が底値の可能性が高いと予測している。

テクニカル分析の基本原則の一つは、「過去の値動きが将来の価格変動を予測するのに役立つ」という考え方だ。つまり、「価格は過去と似たパターンで動く傾向がある」という原則に基づいている。AO氏の分析は視点の斬新さもさることながら、的を得ており納得できるものだ。2025年末に答え合わせを行いたい。

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情報ソース:Bitcoin analyst AO公式X

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