【チャート分析】ビットコイン(BTC):「強気相場」へ転換の兆候、4時間足長期HMA付近での値動きに注視【10月12日】

BTC相場分析-2024-10-12
ビットコイン(BTC):10月12日分析ポイント
  • 反発上昇し日足長期HMA、日足中期HMAを上抜け
  • 4時間足長期HMAが上に控えているため現状は様子見
  • 予想外の値動きを考慮しつつ、「買い」「売り」両方の戦略を準備

ビットコイン(BTC)は昨日、日足直近安値と4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドの重なる付近で反発後、再度下落することなく上昇し、現在は62,866.10ドル付近を推移している。

現在価格付近は日足長期HMA、日足中期HMAを上抜けしているが、強い抵抗帯が上に控えているため、短期は「買い」「売り」両方の戦略を準備しておく必要のある相場状態だ。

今回の分析では短・中期的な目線で価格動向を探り、直近のエントリーポイントを予測する。

使用インジケーター
  • HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
  • ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
  • MACD:12、26、9
  • ライン
    • 日足:黄色
    • 4時間足:オレンジ
    • 1時間足:紫

ビットコイン(BTC)価格分析

1時間足チャート

BTCUSDT1時間足-2024-10-12

ビットコインは昨日、日足直近安値と4時間足ボリンジャーバンドロワーバンドの重なる付近で反発後、再度下落することなく上昇し、日足長期HMA、日足中期HMAを上抜けした。現状まだ、価格の上には4時間足長期HMAが控えているため「強気相場」に転換したとは判断できないが、再度上昇する可能性が高くなってきている。

今後、中長期で「強気相場」と判断するためには4時間足長期HMAを価格が上抜けすることが必須だが、4時間足HMA付近は4時間足ボリンジャーバンドアッパーバンド、日足で確認できる直近高値付近のため大きな抵抗を受けると推測する。

そのため、短期では以下の2つの戦略が考えられる。

  • 4時間足長期HMA付近を上抜け→レジサポ転換確認後「買い」
  • 4時間足長期HMA付近で反発→「指値売り」

どちらの場合も、相場参加者の思惑が入り乱れるポイントのため、予想外の値動きを考慮し、リスク管理の徹底に心掛けたい。

本日のエントリーポイント、利確・損切り位置

ロング

BTCUSDTロング-2024-10-12
  • エントリーポイント:(エントリー条件)
    • 4時間足長期HMA付近を上抜け
    • 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンション
    • 1時間足以下でレジサポ転換もしくは上昇のダウ理論成立
  • 利確目安:
    66,700ドルから67,000ドル付近
  • 損切り:
    エントリー時点での直近安値

ショート

BTCUSDTショート-2024-10-12
  • エントリーポイント:
    64,165ドル(指値売り)
  • 利確目安:
    62.700ドル付近(日足中期HMA付近)
  • 損切り:
    64,467.67ドル(直近高値)

関連:【チャート分析】ビットコイン(BTC):日足直近安値下抜け、中長期で下降トレンド開始か【10月11日】
関連:チャート分析ツール「トレーディングビュー」の使い方

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