- レジサポライン、日足・4時間足長期HMAに挟まれ方向感なし
- 64,383.96ドル付近突破で上昇トレンド、短期で狙う
- 58,891.58ドル付近突破で下降トレンド、中長期で大きな下落を見込める
ビットコイン(BTC)は先週上昇・下降両方を否定され、現在は62,611.35ドル付近を推移している。先週の動きから64,383.96ドル付近がレジスタンスライン、58,891.58ドル付近がサポートラインと推測できるため、中長期ではこれらのライン突破が今後の方向性を決める相場状態となっている。
この記事では、現在のチャートの分析を詳しく解説し、今後の展望を考察する。
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
チャート分析(BTC/USDT)今週の予測
日足チャート
4時間足チャート
ビットコインは現状強気傾向にあるものの、17日に64,383.96ドル付近で上昇を否定され、10日に58,891.58ドル付近で下落を否定されており、さらに、日足長期HMAと4時間足長期HMAの間に価格があることから、中長期では方向感のないチャート配置となっている。
64,383.96ドル付近と58,891.58ドル付近は4時間足ボリンジャーバンドがスクィーズ状態で控えていることから、比較的強い抵抗帯と考えられる。 そのため、64,383.96ドル付近もしくは58,891.58ドル付近を価格が突破することで、中長期の方向性が決まると推測する。
64,383.96ドル付近を価格が上抜けした場合、66,553.65ドル付近および70,037.93ドル付近にレジスタンスラインがあるため、最終目標は73,553.54ドル付近としつつ、66,553.65ドル付近および70,037.93ドル付近での反発を考慮し、短期的な「買い」ポジションを数回持つ戦略が有効だ。
一方、58,891.58ドル付近を価格が下抜けした場合は、1時間足、4時間足の下降のダウ理論成立を確認しつつ、53,000ドル付近から52,000ドル付近までの下落が見込めるだろう。
中長期目線:エントリーポイント、利確・損切り位置
ロング
- エントリーポイント:(エントリー条件)
- 64,383.96ドル付近を価格が上抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンション
- 1時間足以下でレジサポ転換もしくは上昇のダウ理論成立
- 利確目安:
66,553.65ドル付近 - 損切り:
エントリー時点での直近安値
ショート
- エントリーポイント:(エントリー条件)
- 58,891.58ドル付近を価格が下抜け
- 4時間足ボリンジャーバンドのエクスパンション
- レジサポ転換もしくは下降のダウ理論成立
- 利確目安:
53,000ドル付近から52,000ドル付近 - 損切り:
エントリー時点での直近高値
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