ビットコイン大幅下落するも、仮想通貨ETPには大規模な資金流入

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1週間でビットコインが約1万ドル下げたなか、投資家は買い場とみたようだ

資産運用会社「Coinshares(コインシェアーズ)」によると、先週(7月1~7日)は全世界の主要な暗号資産(仮想通貨)投資商品は4.4億米ドル(約708億円)の純資金流入となった。ビットコインが1週間の最高値から約1万ドル下げるなか、大規模な資金流入がが発生した。

欧州の仮想通貨運用会社コインシェアーズの週報によると、ブラックロックやフィデリティ、グレースケール、プロシェアース、21シェアーズなどの資産運用会社の仮想通貨投資商品(ETF含む)は、4.4億米ドル(約708億円)の純資金流入となった。

マウントゴックスによる巨額の弁済開始や、ドイツ政府による売り圧力が買いの機会とみなされたようだ。マウントゴックスによる巨額の弁済がどれくらい市場に影響を与えるのかという専門家の考察は以下の記事で紹介しているのでご参考ください。

関連:Mt.Goxの弁済は、どれくらい市場に影響を与えるのか?

上場投資信託(ETP)の取引量は、夏季の取引量減少という典型的な季節的パターンを反映して、週当たり79億米ドル(約1.2兆円)と比較的低い水準にとどまった。

国・地域別の資金フロー
出典:coinshares
プロバイダー別の資金フロー
出典:coinshares

地域別では、流入額は主に米国で3.8億ドル(約611億円)だったが、幅広い国で機会を狙った購入が見られ、最も目立ったのは香港、スイス、カナダで、それぞれ3,200万ドル(約51億円)、2,400万ドル(約38億円)、1,200万ドル(約19億円)だった。

銘柄別のフロー
出典:coinshares

銘柄別では、ビットコインには3.9億ドル(約628億円)の流入があったが、投資家が幅広いアルトコインに投資することを選んだため、異例なことに流入総額の90%にとどまった。

最も注目されたのはソラナで、先週は1,600万ドル(約25億円)の流入があり、年初来(YTD)の流入額は5,700万ドル(約91億円)となり、フローの観点から最も好調なアルトコインとなった。

イーサリアムのセンチメントは変化したようで、1,000万ドル(約16億円)の流入があったが、YTDで純流出が見られた唯一のETPのままである。

このセンチメントは、ブロックチェーン株式には反映されておらず、先週はさらに800万米ドル(約1.2億円)の流出があり、YTDの流出額は5.5億米ドル(約885億円)に達した

関連:マルチコイン・キャピタル、仮想通貨推進派議員に最大100万ドル寄付

(2024年7月16日 第5ブロックの誤字を修正しました)

参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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