サイドチェーン「フラクタルビットコイン」、メインネットをローンチ

フラクタルビットコイン、メインネットローンチを公式Xで発表
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期待のサイドチェーン「フラクタルビットコイン」がローンチを発表|ローンチ記念イベントを開催中

ビットコインのサイドチェーンプロジェクト「フラクタルビットコイン」は9日、公式X上にてメインネットをローンチしたことを正式に発表した。

フラクタルビットコインはビットコインの処理速度の遅延やマイニング手数料高騰など、いわゆる「スケーラビリティ問題」の解決を目的としたサイドチェーンプロジェクトだ。BRC-20トークン規格に対応した「UniSat Wallet」を提供するUniSatチームが開発を手がけている。

フラクタルビットコインの特徴は、「カデンス・マイニング」と呼ばれる新たな採掘方式だ。具体的にはビットコインのマイナーが3ブロックごとに、フラクタルビットコインのブロックの同時採掘が可能になるというものだ。これにより、ビットコインのセキュリティ維持とあわせて、フラクタルビットコインのネットワーク強化につながるという。

またビットコインのスケーラビリティ問題には、同チェーン上に複数のレイヤーを作成することで対応。これにより、ネットワーク処理能力を大幅に引き上げながら、ビットコインのPoW(プルーフオブワーク)の仕組みを継承した高いセキュリティの実現が可能になる。

さらにフラクタルビットコインは今後、独自のネイティブトークン「FB」の発行を予定しているとのことだ。トークンはネットワーク強化やエコシステム運営、コミュニティに対する報酬として機能する。

なお、フラクタルビットコインは現在、メインネットローンチを記念した「フラクタルメインネットブーストラッププログラム」を開催している。UniSatやOKX Walletなどのウォレットを利用し、ビットコインメインネットでアクティブに活動するユーザーに対して合計100万FBの報酬が用意されるとのことだ。

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情報ソース:フラクタルビットコイン公式X / Bitcoin.com

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この記事を書いた人

仮想通貨やBCGをメインに執筆活動を行うWebライター。2021年、ビットコインの大幅な値上がりに興味を持ち、仮想通貨の世界に参入。Binance、Bybitをメインに現物取引やステーキングサービスを活用し、資産運用を進めている。

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