ブロックチェーン(BC)企業「IndieSquare(インディースクエア)」、自民党平将明衆議院議員のインタビュー記事を公開
ブロックチェーン・スタートアップの株式会社IndieSquareは31日、自民党Web3プロジェクトチーム座長である平将明衆議院議員に取材した記事を公開した。
インタビュー記事では、自民党Web3プロジェクトチーム座長である平将明衆議院議員が、ノーコードweb3プラットフォーム「HAZAMA BASE」を導入し、応援団会員証としてSBT (Soul Bound Token/ソウル・バウンド・トークン)を配付するプロジェクトの背景や思いについて取材した内容について述べている。
内容としては、平将明衆議院議員は現在、自民党員の入党手続きにeKYCを導入する実証実験を実施しており、党員申込み完了者に、平議員のキャラクター「タイラくん」のSBTを配付している。自分の応援団会員に対してSBTを会員証として発行するのは、日本の国会議員では初の試みとなる。
これまで、自民党員になりたい方は、党本部に問い合わせをしたり、事務所を訪れたり、もしくは議員自らが個別に訪問して必要な書類に記入・押印してもらい、党費を回収するという手続きが行われていた。今回の実証実験では、eKYCの仕組みを構築し、オンライン上での申し込みにおいて不正行為が起きないよう自民党と平議員の事務所で実証実験を行っていくとのこと。
オンライン上で手続きが完結できることにより、より多くの人々が自民党の党員になる可能性が広がる。党員になることで、政治に対する興味が高まり、民主主義において重要な政治参加意識が向上することが期待されるとのことだ。2年間継続して自民党員になると、自民党総裁選挙への参加資格が得られる。総裁選挙は実質的に総理大臣を選ぶ過程であり、直接政治参加できる重要なイベントである。
平氏は、自民党の総裁選の党員投票に本人確認機能を活用してオンライン上で行えるようにしたいと考えているとのこと。メタバース空間に自民党本部を作り、そこで演説会を行ったり、党員の方に幹部や大臣の隣の席に座っていただくことも将来的な展望のひとつであると述べた。
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