目次
大波乱の週末
暗号資産(仮想通貨)市場は大きく下落し、幅広い種類のアルトコインが大きな打撃を受けた。特に、Solana、Polygon、Cardanoなどのトークンは数時間で20%以上下落した。
![](https://jinanbo11.com/wp-content/uploads/2023/06/SOLUSDT_2023-06-10_22-35-16-1024x448.png)
出典:CoinMarketCap
![](https://jinanbo11.com/wp-content/uploads/2023/06/ADAUSDT_2023-06-10_22-35-00-1024x448.png)
出典:CoinMarketCap
![](https://jinanbo11.com/wp-content/uploads/2023/06/MATICUSDT_2023-06-10_22-34-40-1024x448.png)
出典:CoinMarketCap
これらのトークンは、今週はじめに、暗号資産(仮想通貨)取引所「Binance(バイナンス)」と「Coinbase(コインベース)」が、米国証券取引委員会(SEC)から提訴された際に、「未登録の証券」であるとして名指しされていた。
ブロックチェーン分析企業「Lookonchain」によれば、大幅に下落したトークンのうちMATICとSOLは、RobinhoodやJump Trading、Cumberlandなどといった「クジラ」が大量に売却したようだと明らかにした。
人気トレーディングプラットフォームのRobinhoodは、6月27日に、SECの訴訟で未登録の証券として名指しされたADA、MATIC、SOLのサポートを終了すると発表しており、多くのトレーダーが売却を急いだのかもしれない。
また、他の下落理由として世界最大手仮想通貨取引所「Binance」が保有する資産を売却したのではないかという指摘も出回ったが、CEOのCZ氏がこれを否定した。
関連:SECがバイナンスの資産凍結を請求|110億ドルのトンネル資金発覚
関連:SEC委員長、「これ以上のデジタル通貨は必要ない」
コメントはこちら(コメントいただいた方の中から毎週3名様に1000円分のUSDTプレゼント)