SEC、バイナンスおよびCEO「CZ」氏を提訴

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SEC、Binance(バイナンス)とCZ氏を提訴|ただし「民事訴訟」

米国証券取引委員会(SEC)は6日、世界最大手暗号資産(仮想通貨)取引所「Binance(バイナンス)」の運営会社「Binance Holdings Ltd.」と「Binance.US」の運営会社「BAM Trading Services Inc」、およびその創設者であるChangpeng Zhao氏を、連邦証券法違反の容疑で提訴したと発表した。

この報道により、ビットコインやイーサリアム、BNBは大きく下落した。

報道を受け、ビットコインは1,300ドル以上下落
出典:CoinMarketCap
報道を受け、イーサリアムは70ドル以上下落
出典:CoinMarketCap
報道を受け、BNBは20ドル以上下落
出典:CoinMarketCap

容疑は、「未登録の取引所・ブローカー・クリアリング機関の運営」や「未登録の有価証券の提供および販売」、「Binance.USプラットフォームにおける取引管理および監視に関する虚偽の情報提供」など13件だ。

今回の提訴は「民事訴訟」である点には注意されたい。かつて世界一の取引量を誇った「BitMEX」とそのCEO Arthur Hays氏が、マネーロンダリングの罪で有罪となった時は「刑事訴訟」であった。

SEC委員長のGary Gensler氏は、発表に際し、次のように述べている。

「13の告発を通して、我々はZhaoとBinanceの事業体が広範な欺瞞の網、利益相反、開示不足、計算された法の回避に従事した」

「申し立てられたように、ZhaoとBinanceは、誰がプラットフォームを運営しているのか、提携するマーケットメーカーの操作的な取引、さらには投資家の資金と暗号資産がどこで誰と保管されているのかを積極的に隠しながら、リスクコントロールと取引量の不正について投資家を欺いた。彼らは、高価値の米国顧客を自社のプラットフォームで維持できるように、裏では無視している偽のコントロールを発表して、米国の証券法を回避しようとした。一般市民は、これらの違法なプラットフォームで、あるいはこれらのプラットフォーム上で苦労して稼いだ資産を投資することに注意する必要があります」

CEOのCZ氏は、報道後すぐTwitterを更新。

私たちのチームはすべて待機しており、出金、入金を含むシステムが安定していることを確認しています。苦情を確認次第、回答を出す予定です。まだ見ていない。メディアは我々より先に情報を入手する。 

その後、Binanceよりレスポンスが出された。

要約すると、

「Binanceは、SECが交渉プロセスを放棄して、私達を起訴したことに失望しています。

今回のSECの行動は、金融イノベーションにおけるアメリカの地位を損ないます。デジタル資産法は、世界の多くの国でまだほとんど整備されておらず、強制による規制は最善の道ではありません。 効果的な規制の枠組みには、協力的で透明性が高く、思慮深い政策関与が必要であるが、SECはこの道を放棄しました。

Binance.USプラットフォーム上のユーザー資産が危険にさらされているという主張は、単に間違っています。 Binance.USを含むBinanceおよびBinance関連プラットフォーム上のすべてのユーザー資産は安全です。むしろ、SECの今回の行動は、他の規制当局から管轄権を主張するために急いでいるように見え、投資家はSECの優先事項ではないように見えます。 当社の規模と世界的な知名度から、Binanceは、米国の規制の綱引きに巻き込まれやすいターゲットと言えます。 」

参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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