SHIB、独自のレイヤー3開発のために1.8億円を調達

芝犬の画像
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画期的な技術を使ったレイヤー3を開発中

ミームトークン「Shiba Inu(SHIB)」の開発チームは、未公開のトークン「TREAT」の販売を通じて複数のベンチャーキャピタルから120万ドル(約1.8億円)の資金調達に成功した。22日、海外メディア「The Block(ザ・ブロック)」が報じた。

柴犬、新しいブロックチェーンのトークンラウンドで1200万ドルを調達

Polygon Ventures(ポリゴン・ベンチャーズ)、Mechanism Capital(メカニズム・キャピタル)、Animoca Brands(アニモカブランズ)など大手ベンチャーキャピタルが参加した。

調達した資金は、プライバシーに焦点を当てた新しいレイヤー3ブロックチェーン(名称非公開)を開発するために使われる。

資金調達に用いられた未公開のトークン「TREAT」は、現在SHIBがテクノロジー企業「Zama」と提携して開発しているレイヤー3の「ユーティリティおよびガバナンストークン」として機能する。

Zamaは「完全準同型暗号化技術」と呼ばれる画期的な技術を開発する企業で、今年3月には7,300万ドル(約11億円)という巨額の資金調達に成功している。同技術はデータを復号化することなく暗号化したまま処理できる暗号化技術で、暗号化を解除する必要がないためプライバシーとセキュリティが大幅に向上する。

SHIBの主任開発者シャイトシ・クサマ氏は「データのプライバシーと個人の安全を守りながら、国際法に準拠したプロジェクトを維持することが重要です」と述べ、開発されるレイヤー3は規制要件に準拠することを目的としているという。また、このレイヤー3は「人々がプライベートでありながら身元を確認するための資格情報を取得できるようにすることで、SHIBのシステム全体がセキュリティとコンプライアンスを同時に拡張する」と述べた。

同氏によると、新しいブロックチェーンは今年の第3四半期にテストネットをリリースし、「徹底的なテストを経て」メインネットをリリースする予定だという。

「TREAT」トークンはCoinGeckoやCoinMarketCapなどで検索するといくつか出てくるが、クサマ氏はこれらは全て「詐欺」であるとし、同トークンはパナマ法人である「The Shiba Inu Mint SA」によってミントされる予定だという。

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参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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