Slash Payment、イーサリアムL2「Base」対応で拡大

Slash Payment、イーサリアムL2「Base」対応で拡大
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仮想通貨決済の拡大を加速|Slash Paymentがオンチェーン経済との連携を強化

暗号資産(仮想通貨)決済サービス「Slash Payment」を提供するSlash Vision Labsは7日、イーサリアムのレイヤー2ソリューション「Base」への対応を発表した。この対応により、Baseエコシステム内のトークンを直接利用した決済が可能になる。

Baseは、米国の大手仮想通貨取引所コインベースが開発を主導するイーサリアム レイヤー2ソリューションで、急速な成長を遂げており、以下の実績を達成している:

  • 1日あたりのアクティブアドレスが200万に到達
  • イーサリアムレイヤー2の中で60%以上のアクティブアドレスシェアを獲得
  • TVL(総ロック残高)が23億2,200万ドル(約3,437億円)に到達
  • 総ユーザートランザクション数が6億8,900万
  • 総ユーザー数が5,300万以上を記録

Slash Paymentの決済プロセスは、ウォレット接続からトークン選択、決済開始、完了まで数秒で完了する。

Slash Vision Labsは、Slash PaymentとSlash Cardを開発・提供している。Slash Paymentは2022年8月のサービス開始以来、Mantle Network、Ethereum、BNB Chain、Polygon、Avalanche、Astar、Arbitrum One、Optimism、Oasysなど、多数のブロックチェーンに対応しており、これまでに約1億8,000万ドル(約266.4億円)の総取引額(GMV)を記録している。

Slash PaymentがBaseに対応することのメリットは以下のとおり:

  • Baseエコシステムへの参入: Slash Paymentを通じて、Baseエコシステム内のサービスや商品購入が可能になる。
  • 仮想通貨決済の利便性向上: Baseの高速かつ低コストな取引環境により、ユーザーはよりスムーズに仮想通貨決済を行えるようになる。
  • Slash Paymentのさらなる普及: Baseの成長により、Slash Paymentの利用者が増加し、仮想通貨決済の普及が促進されることが期待される。

今後もSlash Paymentは、仮想通貨を活用した決済手段の普及やトークノミクスの社会実装を推進し、Web3におけるシームレスな価値移動の実現を目指していくとしている。

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情報ソースPRTIMES

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この記事を書いた人

中井 純、工学博士
AIは30年以上、web3(仮想通貨)は3年以上フォロー。web3x生成AIには早くから注目し、ビジネスチャンスを研究。東大応用物理学科卒業後、ソニー研究所にて、CD、AIなどの研究開発に従事。MITの電子工学博士取得後、外資系社長を歴任。最近はハイテク・スタートアップの資金調達支援を手がけるかたわら、自らweb3x生成AIのライターとして活躍。技術的なことも分かりやすく、ユーザー目線で解説することが得意です。著書2冊。

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