- 日足中期HMA付近で下落を止められているが「売り目線」は継続
- 移動平均線が集中している142.5ドル付近突破が下降トレンドの始点となる
- 上昇した場合は151ドル付近まで様子見に徹するのが賢明
ソラナ(SOL)は昨日から何度も中期HMA付近で下落を止められ、現在は144.21ドル付近を推移している。下落は止められているが中長期では依然「売り圧」があるため、現在は再度下落し移動平均線が集中する142.50付近を価格が下抜けを待つ段階だ。
今回の分析では短・中期的な目線で価格動向を探り、直近のエントリーポイントを予測する。
- HMA(ハル移動平均線):短期(20)、中期(80)、長期(320)
- ボリンジャーバンド:期間50、偏差2.5
- MACD:12、26、9
- ライン
- 日足:黄色
- 4時間足:オレンジ
- 1時間足:紫
ソラナ(SOL)価格分析
1時間足チャート
ソラナは昨日から何度も日足中期HMA付近で下落を止められているが、4時間足MACDがマイナス圏に入り、日足長期HMA、4時間足長期HMAが価格の上にあることから、短期は「弱気相場」が継続していると判断できる。
ただ、直近で下降を止められている、日足中期HMA付近は、1時間足長期HMA、1時間足中期HMAが集中しており、再度反発されるリスクが高い。そのため、「売り」エントリーは142.50ドル付近を1時間足で完全に下抜けし、さらに下位足で下降トレンドを確認した後が安全だ。
一方、相場が上昇し145.05ドル付近を価格が上抜けした場合、日足長期HMA、4時間足HMAまで上昇する可能性が高い。しかし、中長期は「弱気傾向」のため「買い」ポジションを持つことはおすすめしない。
また、日足長期HMA、4時間足HMAの距離が開き始め、ラインが不明瞭になってきていることから、反発を狙った指値売りなどもリスクが高いだろう。そのため、145.05ドル付近を価格が上抜けした場合は様子見に徹し、日足長期HMA、4時間足HMA付近での値動きを見てから今後の戦略を立てることを推奨する。
本日のエントリーポイント、利確・損切り位置
ロング
短・中期共にエントリーポイントなし
ショート
- エントリーポイント:
- 142.50ドル付近を1時間足で完全に下抜け
- 15分足でレジサポ転換もしくは下降のダウ理論成立
- 利確目安:
133.29ドル付近 - 損切り:
142.50ドル付近もしくは直近高値
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