ビットコインL2「Stacks」、8月28日に大型アップグレードを実施

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ビットコインのレイヤー2「Stacks」、8月28日に大型アップグレード「Nakamoto」を実施へ

ビットコインのレイヤー2「Stacks(スタックス)」は8日、大型アップグレード「Nakamoto(ナカモト)」を2024年8月28日に実施すると発表した。

8 月 28 日に、Nakamoto の最終コードがネットワーク オペレーターに発送され、アクティベーション ウィンドウが開きます。
ネットワーク オペレーターは、サイクル 92 でアップグレードを行います。サイクル 92 から 93 への署名者の引き渡しが成功するまで、コア開発者が最終的なハードフォーク ブロックを選択します。

「ナカモト」アップグレードは、スタックス・ネットワークのハードフォークであり、ビットコインのセキュリティを継承しつつ、ブロック生成時間は従来の数十分から数秒にまで短縮されより高速な取引が可能となる。

ビットコインは世界で最も分散化されたブロックチェーンであり、時価総額は約176兆円と最大だが、ビットコインをベースとした分散型金融(DeFi)はほとんど発達していない。これは、ビットコインがセキュリティと耐久性を高めるために意図的にスクリプトを制限して開発されたためだ。

スタックスは、ビットコインと同等のセキュリティを持ちつつ、高速なレイヤー2を開発することで、176兆円の潜在的資本をDeFi市場に解放したい考えだ。

発表によると、スタックス上で発行され、ビットコインと常に1:1で交換可能な仮想通貨「sBTC」は、8月28日のアップグレードから約4週間後に予定通り発行が開始される。sBTCはDeFiに参加したいビットコイン保有者や、ビットコイン上でアプリケーションを開発したい開発者のためのビットコインに代替可能な仮想通貨だ。

ビットコイン・スタックス間で入金・出金する際のオペレーションは、スマートコントラクトによって行われるため、中央集権的な組織によって管理されない、分散化されたビットコイン担保資産となっている。

関連:ビットコインのスマートコントラクト化に成功、Stacks(STX)が急騰
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参考文献

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