フランス、ドイツ、イギリス、Worldcoinの合法性を調査へ

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フランスのプライバシー監査機関「CNIL」は、ChatGPTを開発するOpenAIのCEO Sam Altman氏が創設した暗号資産(仮想通貨)プロジェクト「Worldcoin(ワールドコイン)」について、虹彩データの収集には「疑問」があるとして、ドイツ当局ととも調査に乗り出すと発表した。28日、ロイターが報じた。

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CNILは、ワールドコインに関するロイターの質問に対し、「この収集の合法性は、バイオメトリックデータを保存する条件と同様、疑わしいと思われる」と述べた。CNILが調査を開始したところ、ドイツのバイエルン州当局が管轄権を持つことが判明したという。その後、バイエルン州当局がCNILの支援を受けながら調査を行っている、と同監視局は付け加えた。

ロイターによると、25日には、イギリスのデータ規制当局が、Worldcoinについて調査すると発表した。

月曜日にスタートしたWorldcoinは、ユーザーの虹彩データと引き換えに、人間であることを証明するデジタルID「World ID」と無料のWLDトークンがもらえる。

このプロジェクトは、人工知能の影響力が増すにつれて、こうした「World ID」が重要になり、人間がロボットではないことを証明できるようになると主張している。

Worldcoinの公式サイトによると、既に世界120ヶ国の約210万人が、虹彩をスキャンし終えたという。

参考文献

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この記事を書いた人

元一般企業会社員。現在はトレーダー兼ライター。
株式やFX、仮想通貨デリバティブ、草コイン、ノード運用と色々やっています。

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