ユガラボ「BAYC」、NFT訴訟で勝訴|知的財産権侵害を主張

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ユガラボ(Yuga Labs)、Ryder RippsとRR/BAYCプロジェクトに対するNFT訴訟で勝訴、知的財産権侵害を主張

Bored Ape Yacht Club(BAYC)のクリエイターであるユガラボ(Yuga Labs)が22日、NFTアーティストRyder Ripps氏とのRR/BAYCプロジェクトに対する知的財産権侵害の訴訟で勝利を収めた。

Ripps氏がBAYCを模倣したNFTプロジェクト「RR/BAYC」を販売し、Yuga Labsに損害を与えたとして、訴訟が数か月にわたって続いていた。Yuga Labsは知的財産権侵害や商標侵害などの損害賠償を求めている。判決により、BAYCのマークはYuga Labsが所有しており、Ripps氏が使用したドメインは混乱を招く可能性があるとされた。

また、Ripps氏らの名目上の公正な使用などの主張も退けられた。Yuga Labsは今後、損害賠償や差止命令を求めていくことになる。

Ripps氏によるNFTプロジェクト「RR/BAYC」はBAYC画像を使用したものの、それらを別のトークンで接続し、1個あたり約200ドル(約27,000円)相当で販売していた。

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Bored Ape Yacht Club(BAYC)とは

BAYC(Bored Ape Yacht Club:ベイシー)は、アメリカのNFT制作スタジオ「Yuga Labs(ユガラボ)」によって制作された猿がモチーフのNFTコレクション。

「お金を持て余して退屈している猿たちがクラブを作り、バーでたむろする」というコンセプトで展開されており、全10,000種類のキャラクターはそれぞれ異なる容姿や特性を持っている。

2021年5月のリリース時に0.08ETHだったBAYCの価格は、2022年4月フロアプライスで145ETHまで高騰。短期間に価格が1500倍以上も上昇したBAYCは、NFTの取引高ランキングで常に上位に入るほどの人気を誇っている。23日のフロアプライスは50.5ETH(1287万円)である。

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参考文献

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