BRC-20トークン消滅か、ネットワークへの高負荷を理由に議論

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脆弱性の上に成り立つBRC-20、全トークン消滅は避けられないか

ビットコイン・ネットワークの基盤となるオープンソースソフトウェア「Bitcoin Core(ビットコイン・コア)」の開発者であるLuke Dashjr(ルーク・ダッシュ・ジュニア)氏は6日、ビットコイン上にデータを保存する”Inscription(インスクリプション)”技術は、Bitcoin Coreの脆弱性を利用したものであり、将来的に修正されるべきだと述べた。

もしこの脆弱性が修正されれば、現在価格が急騰しているBRC-20トークンは機能しなくなり、無価値になる可能性がある。

PSA: 「Inscriptions」は、 #Bitcoinコアの脆弱性を悪用してブロックチェーンにスパムを送信しています。ビットコイン コアでは、2013 年以降、ユーザーが中継またはマイニングするトランザクションの追加データのサイズに制限を設定できるようになりました(` -datacarriersize`)。データをプログラム コード

ビットコイン・コアとは

ビットコインの発明者ナカモト・サトシ氏が2009年に作成し、世に送り出した最初のフルノード。

ビットコインのトランザクションを検証し、ネットワークのセキュリティと信頼性を確保する役割のほか、ビットコイン専用のウォレット機能を持つ。最初のリリース以来、多くの開発者によって継続的に改善されている。

ルーク氏が問題視しているのは、今年発明されたビットコインにデータを保存する技術「インスクリプションズ」や「オーディナルズ」、イーサリアムのようにビットコイン上でスマートコントラクトを実行できるようにする技術「BRC-20」だ。

これらは誕生以降、活発に開発が進められビットコイン上に様々なデータが保存され、また様々なBRC-20規格のトークンが発行された。特にBRC-20規格トークンの代表格「ORDI」は過去1か月で850%以上上昇し、現在時価総額は13億ドル(約1900億円)にのぼる。

ORDIの価格
出典:CoinGecko

しかしこれらは、ビットコイン・コアが現在抱える脆弱性の上に成り立っており、またビットコインのトランザクション手数料を高騰やメモリプールの大幅な増加を引き起こすとして、一部のビットコイナーからは非難されていた。ルーク氏もその一人で冒頭のツイートでは「脆弱性が最終的に修正されることを祈る」と述べた。

もし、本当に脆弱性が修正されればインスクリプションズ」「オーディナルズ」「BRC-20」いずれも、新規に使うことはできなくなる(修正前までの分は残る)。特にBRC-20を使ったトークンは新規発行ができなくなるため、時価総額が蒸発してしまうのは確実といえるのではないだろうか。

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参考文献

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